![](https://uema-blockchain.com/wp-content/uploads/2022/08/22911737.png)
・ビットコインETFとは?
・特徴やメリット・デメリットについて教えてほしい
このような悩みに答えます。
- 投資信託とは?
- ETF(上場投資信託)とは?
- ビットコインETFとは?
- ビットコインETFのメリット
- ビットコインETFのデメリット
- ビットコインETFに関するよくある質問
投資信託とは?
![](https://uema-blockchain.com/wp-content/uploads/2023/07/mockup-g107fd122d_1280.jpg)
![](https://uema-blockchain.com/wp-content/uploads/2023/07/mockup-g107fd122d_1280.jpg)
投資信託は、複数の投資家からお金を集めて、専門の運用会社がそれを運用する仕組みです。
運用会社は市場や経済の動向を研究して最適な投資先を選択するため、投資家は自分自身で資産を選ぶ必要がなく、運用会社に任せることが可能です。
また、投資信託では、複数の資産(例:株式、債券、不動産など)に投資します。
そのため、一つの投資信託を利用することで、複数の企業や国に分散投資できます。
![](https://uema-blockchain.com/wp-content/uploads/2022/07/uema.jpg)
![](https://uema-blockchain.com/wp-content/uploads/2022/07/uema.jpg)
![](https://uema-blockchain.com/wp-content/uploads/2022/07/uema.jpg)
投資信託はローリスク・ローリターンな投資です。
ETF(上場投資信託)とは?
ETF(上場投資信託)とは、投資信託の一種であり、複数の株式や債券などの資産を組み合わせて作られた投資商品です。
仕組み自体は投資信託と大差ありませんが、大きな違いは証券取引所を通じて取引するかしないのかの違いです。
ETFを購入する際は株式と同様に証券取引所を通じて売買を行います。
そのため、売買単位が決まっており、価格は株式同様にリアルタイムで変動します。
![](https://uema-blockchain.com/wp-content/uploads/2022/07/uema.jpg)
![](https://uema-blockchain.com/wp-content/uploads/2022/07/uema.jpg)
![](https://uema-blockchain.com/wp-content/uploads/2022/07/uema.jpg)
ETFの価格は特定の指数(日経平均株価など)に連動することが多いです。
一方、投資信託は上場しておらず、窓口もしくはネット証券を通じて証券会社や銀行から直接購入します。
ビットコインETFとは?
ビットコインETFとは、ビットコインの値動きに連動したETF(上場投資信託)のことです。
仕組み自体は上述した上場投資信託と同じですが、ビットコインETFの場合はビットコインの値動きに連動します。
なお、ビットコインETFが証券取引所に上場するには、運用会社が各国政府の金融規制当局(アメリカなら米証券取引員会(SEC)、日本なら金融庁)に申請を出して、承認を受ける必要があります。
そのため、金融規制当局が非承認と判断したら、ビットコインETFは証券取引所に上場できません。
ビットコインETFのメリット
ビットコインETFのメリットは以下の4つ。
- ビットコインの信用度が高まる
- ビットコインの価格が高騰する
- 自分で資産を管理する必要がない
- 税金面の負担が少なくなる
①ビットコインの信用度が高まる
ETFが承認されたということは、証券取引所の厳しい審査に通過したことを意味します。
そのため、ビットコインETFが認められると、公正な取引ができる投資方法として信用度が高まります。
②ビットコインの価格が高騰する
機関投資家は預かった資金を安全に運用する義務があるため、投資家保護が十分でないものには投資できません。
しかし、ビットコインETFが上場を果たせば、機関投資家はそれらを投資対象に加えることが可能です。
その結果、ビットコイン市場に資金が流入し、価格上昇などが期待できます。
③自分で資産を管理する必要がない
ビットコインETFは、資産を自分で管理する必要がありません。
仮想通貨の場合はハッキングや詐欺被害が多いので、不安視する投資家も多くいます。
一方、ビットコインETFは運用のプロが管理してくれるので、安心して投資に専念することが可能です。
④税金面の負担が少なくなる
ビットコインETFで得た利益の税率は、株や債券と同じように約20%です。
一方、仮想通貨で得た利益は雑所得に分類されるため、最大55%の税率が適用されます。
そのため、非常に大きな利益を手にしたときに、税負担が少なくなるメリットがあります。
ビットコインETFのデメリット
ビットコインETFのデメリットは以下の2つ。
- 24時間365日取引はできない
- 管理手数料がかかる
①24時間365日取引はできない
暗号資産は24時間365日いつでも売買可能な点が大きな特徴です。
しかし、ビットコインETFは取引所の取引時間内しか売買を行うことができません。
②管理手数料がかかる
ビットコインETFは投資信託の一種であり、ビットコインの現物を保有しているわけではないので、資産の自己保管が必要ありません。
ただ、その分わずかですが管理手数料が必要になります。
ビットコインETFに関するよくある質問
![](https://uema-blockchain.com/wp-content/uploads/2023/02/question-g7dec5b77c_1280.jpg)
![](https://uema-blockchain.com/wp-content/uploads/2023/02/question-g7dec5b77c_1280.jpg)
ビットコインETFは日本で買えるの?
日本の証券会社で取り扱いがある海外ETFのうち、日本人が投資できるのは金融庁に届出があって登録されたものだけとなります。
ビットコインETFはまだ登録されていないので、購入することはできません。
日本でビットコインETFが購入できるのは、少なくともアメリカでビットコインETF(現物)が承認された後でしょう。
現物ETFと先物ETFの違いは?
現物ETFと先物ETFの違いは以下のとおり。
- 現物ETF:実際の資産や商品を保有しているETF
- 先物ETF:将来の価格で取引される契約に連動するETF
現物ETFは対象となる資産を実際に購入していて、ビットコインの場合であればビットコインを保有しています。
一方、先物ETFは将来のある時点での価格を約定した契約を持っており、将来的にその商品の価格がどうなるかを予測し、その価格で商品を買う契約をしているのです。
簡単に言うと、現物ETFは実際のものを持っているが、先物ETFは将来の価格で取引される契約に連動しているという違いがあります。
まとめ
今回はビットコインETFの特徴やメリットデメリットについて解説しました。
- 投資信託とは?
- 上場投資信託(ETF)とは?
- ビットコインETFとは?
- ビットコインETFのメリット
- ビットコインETFのデメリット
- ビットコインETFに関するよくある質問