今回は実際にコインチェックを使っている私が、コインチェックのメリット・デメリット、口座開設手順、手数料を抑える方法を解説します。
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コインチェックのメリット
コインチェックのメリットは以下の4つ。
- 取引所の取引手数料が無料
- 18歳以上で口座を開設できる
- スマホアプリがシンプルで使いやすい
- 東証プライム上場企業であるマネックスグループを親会社に持っている
①取引所の手数料が無料
仮想通貨取引所には販売所と取引所の2種類があります。
【販売所】
ユーザーがコインチェックと直接仮想通貨を取引する。
【取引所】
ユーザーがコインチェックを介して他のユーザーと仮想通貨を取引をする。
Coincheckでは取引所での手数料が無料となっています。
仮想通貨取引所 | 手数料(取引所) |
コインチェック | 無料 |
SBI VC Trade | 0.05% |
GMOコイン | 0.05~0.09% |
bitbank | 0.12% |
bitFlyer | 0.15% |
他の仮想通貨取引所では、0.05%〜0.15%の手数料がかかりますが、コインチェックであれば無料で取引できます。
②18歳以上で口座を開設できる
コインチェックは2022年7月より取引開始基準年齢を満 20 歳以上から満 18 歳以上に引き下げました。
そのため、18歳以上なら親名義を使うことなく口座を開設できます。
③スマホアプリがシンプルで使いやすい
コインチェックのweb版とスマホアプリでは、白とライトグリーンを基調にしているため非常に見やすくなっています。
また、どこに何のボタンがあって、どのように操作するのかが直感的にわかるため、難なく取引できます。
④東証プライム上場企業であるマネックスグループを親会社に持っている
コインチェックは、東証プライム上場企業でネット証券を運営しているマネックスグループを親会社に持っています。
金融機関としてのノウハウを有する企業が運営、株主として存在しているかどうかは仮想通貨取引所の安全性、信頼性に直結します。
コインチェックはマネックスグループを親会社に持つため、安全性、信頼性が高い仮想通貨取引所となっています。
コインチェックのデメリット
コインチェックのデメリットは以下の2つ。
- 取引所での取り扱い銘柄が少ない
- 過去にハッキングされた経験がある
①取引所での取り扱い銘柄が少ない
取引所では以下の8種類しか取り扱っていません。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- モナコイン(MONA)
- パレットトークン(PLT)
- フィナンシェトークン(FNCT)
- ダイ(DAI)
- ラップドビットコイン(WBTC)
他の仮想通貨取引所では取引所で10〜20種類ほど取り扱っています。
そのため、コインチェックの取引所の取り扱い銘柄は少ないと言えるでしょう。
②過去にハッキングされた経験がある
コインチェックは過去にハッキングによって国内仮想通貨取引所では最大の流出額となる約580億円分のネム(NEM/XEM)を流出させてしまいました。
過去に仮想通貨を流出させてしまった取引所であるため、コインチェックを利用することに不安を覚えるかもしれません。
しかし、ハッキング被害を受けた後は東証プライム上場企業でネット証券を運営しているマネックスグループに買収され、セキュリティの強度も上がっています。
そのため、現在は安心して仮想通貨を取引できます。
コインチェックで口座を開設する手順
コインチェックで口座を開設する手順は以下のとおり。
- 公式サイトにアクセス
- メールアドレスとパスワードを入力
- 電話番号認証を行う
- 基本情報の入力を行う
- 本人確認を行う
- 2段階認証設定を行う
会員登録等に慣れている人は公式サイトにアクセスして「口座開設(無料)」をタップし、後は表示された案内に従えば簡単に口座を開設できます。そのため、以下の手順を読み飛ばしていただいて構いません。
①公式サイトにアクセス
公式サイトにアクセスし、「口座開設(無料)」をタップします。
②メールアドレスとパスワードを入力
メールアドレス、パスワードを入力し、「私はロボットではありません」にチェックを入れて「会員登録」をタップします。
登録したメールアドレスにメールが届くのでメールアプリを開きます。
記載されているURLをタップします。
URLを開くと、下記のようなメッセージが表示されるので、「OPEN」をタップします。
自動でストアへ移動するので「入手」をタップし、アプリをインストールします。
インストールが完了したら、アプリを開きます。
「ログイン」→メールアドレスとパスワードを入力し、「メールアドレスでログイン」をタップします。
再度確認メールが送付されるので「メールアプリを起動」をタップします。
「各種重要事項を確認する」をタップします。
各種重要事項が記載されているので、すべてにチェックを入れて「各種重要事項に同意、承諾してサービスを利用する」をタップします。
確認画面が表示されるので、「本人確認書類を提出する」をタップします。
③電話番号認証を行う
電話番号を入力し、「SMSを送信する」をタップします。
確認画面が表示されるので「OK」をタップします。
届いたSMSに記載されているコードを入力し、「認証する」をタップします。
「本人確認書類を提出する」をタップします。
以上で、電話番号認証は完了です。
下記のような画面が表示されますが、アプリはすでにインストールしているので、この画面は閉じてください。
④基本情報の入力を行う
コインチェックのアプリを開き、「本人確認」→「基本情報入力/勤務情報入力(※)」をタップします。
基本情報を入力し、「確認」をタップします。
⑤本人確認を行う
コインチェックでは本人確認が必須となっています。必ず本人確認を行いましょう。
また、使用できる本人確認書類は以下の7つ。
- パスポート
- 運転免許証
- 在留カード
- 特別経歴証明書
- 特別永住者証明書
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
「本人確認」→「本人確認書類」をタップします。
提出する書類をタップします。
現住所が記載されているかの確認画面が表示されるので、「はい」をタップします。
この後は表示された案内に従い、「本人確認書類の撮影」、「顔認証」を行なってください。問題なければ半日〜1日ほどで本人確認審査が完了し、利用できるようになります。
⑥2段階認証設定を行う
最後に、2段階認証の設定を行います。2段階認証をしなくても取引できますが、セキュリティの観点から行なっておくべきです。
また、二段階認証の設定を行うためには「Google Authenticator」というアプリが必要になるのでインストールしましょう。
インストールが完了したらコインチェックのアプリを開き、「ウォレット」→「アイコン」→「2段階認証設定」をタップします。
セットアップキーをコピーし、「認証アプリを起動」をタップします。
ここからはGoogle Authenticatorに移動します。
「アカウント」にコインチェックと入力して、「キー」に先ほどコピーしたセットアップキーを貼り付けます。
6桁のコードが表示されるのでタップしてコピーします。
コインチェックのアプリに戻り「6桁の認証コードを入力」の欄に貼り付け、「設定を完了」をタップします。
以上でコインチェックの口座開設は完了です。
コインチェックの手数料を抑える方法
コインチェックの手数料を抑える方法は以下の2つ。
- 銀行振込を利用する
- 出金・送金はまとめて行う
①銀行振込を利用する
日本円を入金する際に銀行振込を利用することで手数料を削減できます。
日本円の入金方法は他にクイック入金とコンビニ入金がありますが、銀行振込は唯一手数料が無料となっています。
手数料を抑えたい方は銀行振込を利用しましょう。
②出金・送金はまとめて行う
コインチェックから日本円を出金する際は407円の出金手数料がかかり、仮想通貨を送金する際も送金手数料がかかります。
仮想通貨 | 送金手数料 |
ビットコイン(BTC) | 0.0005BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.005ETH |
リップル(XRP) | 0.15XRP |
イーサリアムクラシック(ETC) | 0.01ETC |
ライトコイン(LTC) | 0.001LTC |
そのため、何度も出金・送金を行うとその度に手数料を取られてしまいます。
出金・送金はまとめて行い、回数を少なくしましょう。