今回は実際にGMOコインを使っている私が、GMOコインのメリット・デメリット、口座開設手順、手数料を抑える方法を解説します。
\日本円・暗号資産の入出金手数料が無料/
GMOコインのメリット
GMOコインのメリットは以下の4つ。
- 取り扱い銘柄が豊富
- 大手GMOインターネットグループが運営
- 取引手数料が安い
- 暗号資産の送金手数料が無料
①取り扱い銘柄が豊富
GMOコインの取り扱い銘柄数は以下のとおり。
仮想通貨 | 取引所取り扱い銘柄数(販売所) | 取り扱い銘柄数(取引所) |
GMOコイン | 23種類 | 21種類 |
bitbank | 37種類 | 37種類 |
bitFlyer | 17種類 | 9種類 |
コインチェック | 18種類 | 4種類 |
取り扱い銘柄数は20種類以上であり、国内取引所の中でもかなり多いといえるでしょう。
②大手GMOインターネットグループが運営
GMOインターネットグループは、GMOクリック証券やGMOあおぞらネット銀行など金融関連の事業を幅広く展開しています。
関連金融事業で培われてきたシステムやセキュリティがGMOコインには活用されているため、安心して暗号資産を預けることが可能です。
また、ハッキングや流出が問題となりやすい暗号資産ですが、GMOコインでは2段階認証や資産の分別管理など、厳重なセキュリティ対策が取られています。
③取引手数料が安い
GMOコインの取引手数料は以下のとおり。
仮想通貨取引所 | 手数料(取引所) |
GMOコイン | 0.05~0.09% |
bitbank | 0.12% |
bitFlyer | 0.15% |
コインチェック | 無料 |
上記の表のとおり、GMOコインの取引手数料は非常に安くなっています。
なお、Coincheckは取引手数料が無料となっていますが、取引所の取り扱い通貨が6種類と非常に少ないという事情があります。
④暗号資産の送金手数料が無料
多くの仮想通貨取引所では暗号資産の送金手数料が必要であり、ビットコインの場合だと1,500円〜3,000円ほどかかります。
一方、GMOコインでは暗号資産の送金手数料が無料となっています。
ただし、GMOコインにおける暗号資産の最低送金数量は非常に多くなっているため、注意が必要です。(最低送金数量については後述します。)
GMOコインのデメリット
GMOコインのデメリットは以下の2つ。
- 最低出金・送金数量が多い
- メンテナンスが多い
①最低出金・送金数量が多い
GMOコインでは、日本円の最低出金数量が10,000円/1回と非常に多くなっています。
また、暗号資産の送金手数料は無料となっていますが、最低送金数量は非常に多いです。
暗号資産 | 最低送金数量 |
ビットコイン(BTC) | 0.02BTC(約5〜10万円) |
イーサリアム(ETH) | 0.1ETH(約2〜4万円) |
リップル(XRP) | 50XRP(約2,500〜5,000円) |
ただし、最小数量未満でも送金できる場合が2パターンあります。
【最小数量未満でも送金できる場合】
- GMOコイン内のアドレスに送付する場合
- GMOコイン以外のアドレスへ全数量を送付する場合
ウォレットや他の仮想通貨取引所に送金する暗号資産が全数量であれば、最小数量未満でも送金することが可能です。
②メンテナンスが多い
GMOコインは他の取引所と比べて、メンテナンスの頻度が多いです。
また、GMOコインは毎週水曜日の15時から16時にかけて定期メンテナンスを実施しており、突然の不具合が生じた場合でも緊急メンテナンスが施されます。
深夜にメンテナンスが行われるbitFlyerやCoincheckに比べると使いづらいと感じる方もいるかもしれません。
GMOコインで口座を開設する手順
GMOコインで口座を開設する手順は以下のとおり。
- 公式サイトにアクセス
- パスワード・電話番号を入力
- 個人情報を入力
- 本人確認を行う
会員登録等に慣れている方は公式サイトにアクセスし、メールアドレスを入力して「無料口座開設はこちら」をタップし、後は表示された案内に従えば簡単に口座を開設できます。そのため、以下の手順を読み飛ばしていただいて構いません。
①公式サイトにアクセス
公式サイトにアクセスし、メールアドレスを入力して「無料口座開設はこちら」をタップします。
②パスワード・電話番号を入力
入力したメールアドレス宛にメールが届くので、メールに記載されているURLをタップします。
パスワードを入力し、「設定する」をタップします。
「ログイン画面へ」をタップします。
先ほど登録したメールアドレス、パスワードを入力して「ログイン」をタップします。
電話番号を入力し、「コードを送信」をタップします。
入力した電話番号宛に届いた6桁の2段階認証コードを入力し、「認証する」をタップします。
「開設申込へ進む」をタップします。
③個人情報を入力する
この後は表示された案内に従い、個人情報の入力を行ってください。
個人情報の入力が完了したら「ご本人確認書類の提出へ」をタップします。
④本人確認を行う
GMOコインでは本人確認方法が2つあります。
- かんたん本人確認(本人確認書類1点とご自身の顔を撮影)
- 画像アップロード(本人確認書類を2点アップロード)
基本的には「かんたん本人確認」を選択することをおすすめします。
また、使用できる本人確認書類は以下のとおり。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(通知カード不可)
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード(顔写真あり)
かんたん本人確認を選択したら、「本人確認を始める」をタップします。
本人確認に利用する書類を選択します。
この後は表示された案内に従い、本人確認を行なってください。
本人確認が完了すると「口座開設コード」が記載されたメールが届きます。メールが届いたら会員ページへログインしてください。
会員ページへログインしたら、先ほどの「口座開設コード」を入力します。
SMSで認証したら、以下のような画面が表示されます。
以上で口座開設は完了です。お疲れ様でした。
なお、GMOコインにはスマホアプリがあるので、ダウンロードしておくと良いでしょう。
GMOコインの手数料を抑える方法
GMOコインの手数料を抑える方法は以下の2つ。
- 取引所を利用する
- オンラインバンキングを利用する
①取引所を利用する
仮想通貨取引所には販売所と取引所の2種類があります。
【販売所】
ユーザーがGMOコインと直接仮想通貨を取引する。スプレッド(手数料)は高め。
【取引所】
ユーザーがGMOコインを介して他のユーザーと仮想通貨を取引をする。手数料は安め。
GMOコインをはじめ、多くの仮想通貨取引所の公式ホームページでは、販売所での手数料が無料と記載されています。
しかし、販売所での取引ではスプレッドが生じるため、無料ではありません。
一方、ユーザー間で売買を行う取引所ではスプレッドが生じません。
そのため、仮想通貨を購入するときはなるべく取引所を利用しましょう。
②オンラインバンキングを利用する
GMOコインに日本円を入金する方法は2つあります。
- 即時入金
- 振込入金
即時入金の場合、手数料は無料となっています。ただし、即時入金はGMOコインと提携している銀行からのみ可能です。
即時入金が可能な銀行は以下のとおり。
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- ゆうちょ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
また、振込入金の場合、基本的には振込手数料がかかります。
しかし、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行から振り込むと振込手数料はかかりません。