今回は実際にマネックス証券を使っている私が、マネックス証券のメリット・デメリット、口座を開設する方法について解説します。
\マネックスカードで投信積立をすると最大1.1%ポイント還元/
マネックス証券のメリット
マネックス証券のメリットは以下の4つ。
- 新NISA対象商品の手数料が実質無料
- クレカ積立の還元率が高い
- マネックスポイントの使い勝手が良い
- 米国ETFの手数料が無料になるサービスがある
①新NISA対象商品の手数料が実質無料
マネックス証券では新NISAでの日本株・投資信託の取引手数料が無料です。
米国株と中国株に関しては取引手数料がキャッシュバックされます。
②クレカ積立の還元率が高い
マネックス証券では、マネックスカードまたはdカードを使って、投資信託を積み立て購入する「クレカ積立」が可能です。
また、クレカ積立の還元率は1.1%で、業界でもトップクラスの還元率を誇ります。
クレカ積立の上限額は月10万円までです。
積立金額 | ポイント | 還元率
5万円以下 | 1.1% |
5万円超過~7万円以下 | 0.6% |
7万円超過~10万円以下 | 0.2% |
なお、マネックス証券の口座を開設した後にマネックスカードの発行を申し込めます。
③マネックスポイントの使い勝手が良い
貯めたマネックスポイントは以下の交換率で他のポイントへ変えられます。
株式売買手数料 | 1マネックスポイント1円 |
投資信託の買付 | 1マネックスポイント1円 |
各種暗号資産 | 1マネックスポイント1円 |
dポイント | 1マネックスポイント=1dポイント |
Pontaポイント | 1マネックスポイント=1Pontaポイント |
Tポイント | 50マネックスポイント=50Tポイント |
nanacoポイント | 50マネックスポイント=50nanacoポイント |
amazon | 1マネックスポイント=amazonギフト券1円相当 |
WAONポイント | 100マネックスポイント=100WAONポイント |
ANAマイル | 1,000マネックスポイント=250マイル |
JALマイル | 1,000マネックスポイント=250マイル |
多くのポイントに交換でき、使い道に困ることはないでしょう。
④米国ETFの手数料が無料になるサービスがある
マネックス証券には「米国ETF買い放題プログラム」というサービスがあります。
このサービスは特定の米国ETFの現物買付手数料が無料になるというもので、購入時にはいったん手数料がかかりますが、後で全額キャッシュバックされます。
手数料が無料になる米国ETF
- バンガード・トータル・ストック・マーケット ETF(VTI)
- バンガード・S&P 500 ETF(VOO)
- バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF(VT)
- バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ ETF(VWO)
- SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式 ETF(SPYD)
- iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(HDV)
- グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF (QYLD)
- グローバルX リチウム&バッテリーテック ETF(LIT)
- グローバルX サイバーセキュリティ ETF(BUG)
- グローバルX 自動運転&EV ETF(DRIV)
- グローバルX 米国優先証券 ETF(PFFD)
- グローバルX・S&P500・カバード・コール・ETF(XYLD)
- グローバルX 高配当・優良・米国株 ETF (QDIV)
- グローバルX AI&ビッグデータ ETF (AIQ)
- グローバルX ウラニウムETF(URA)
- グローバルX スーパーディビィデンド-世界株式 ETF(SDIV)
- インベスコ NASDAQ 100 ETF(QQQM)
- インベスコ NASDAQ ネクスト100 ETF(QQQJ)
- インベスコ NASDAQ フューチャー200 ETF(QQQS)
- インベスコ S&P 500 等ウェイト ETF(RSP)
- インベスコ ソーラー ETF(TAN)
米国ETFの中でも一部だけですが、コストを抑えて米国ETFを取引したい人にとっては最適です。
マネックス証券のデメリット
マネックス証券のデメリットは以下の2つ。
- 手数料が比較的高い
- NISA口座で米国株を購入するのが面倒
①手数料が比較的高い
2022年3月にマネックス証券は株式取引手数料の引き下げを行いました。
しかし、他のネット証券も同様に手数料の引き下げを行ったため、他社と比べるとやや高いと言えます。
ただ、マネックス証券では新NISA口座(非課税口座)での売買手数料は無料なので、新NISAだけ利用する人には特に問題ありません。
②NISA口座で米国株を購入する手順が面倒
マネックス証券のNISA口座(非課税口座)で米国株を購入する場合の手順は以下のとおり。
- STEP1:銀行口座からマネックス証券の証券総合取引口座に日本円で入金
- STEP2:証券総合取引口座から日本円でマネックス証券の外国株取引口座に入金
- STEP3:外国株取引口座へログインし、同口座内で米ドルを購入
- STEP4:外国株取引口座内でNISA用米国株口座へ買付可能額を割り当て
米国株を日本円ではなくドルで購入する必要があるため、上記のような煩雑な手順が必要になります。
マネックス証券の口座を開設する方法
公式サイトにアクセスし、画面上の「口座開設」をタップします。
『「オンライン口座開設」申込フォームへ』をタップします。
規定・同意書を確認した後にチェックボックにチェックを入れ、「申込に進む」をタップします。
メールアドレスを入力します。
届いたメールに記載されているURLをタップします。
個人情報を入力します。
本人確認書類を選択したら、表示された案内に従い本人確認を行なってください。
本人確認を行なったら口座情報を入力します。
特定口座に関してですが、特にこだわりがなければ「開設する(源泉徴収あり・配当金受入あり)」を選択すると良いでしょう。
NISA口座に関しては、「NISAを申し込む」または「NISA口座を開設したことがある・あとで申し込む・申し込まない」を選択してください。
入力が完了したら「口座開設のお申し込みありがとうございます」と表示されます。
また、登録したメールアドレス宛にメールが届きます。
数日すると口座開設完了のメールが届くので、「ログインID、ログインパスワード、取引パスワード・電話認証番号を照会する」をタップします。
お申し込み番号と個人情報を入力します。
ログインID、ログインパスワード、取引パスワード、電話認証番号が表示されます。
ログインID、ログインパスワードを入力します。
書面を確認し、「すべての書類を確認済み」をタップします。
チェックボックスのチェックを入れ、「確認」をタップします。
「初期設定を行う」をタップします。
この後は表示された案内に従い入力を行ってください。
すべての入力が完了すると、以下の画面が表示されます。
以上で口座開設は完了です。