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・暗号資産(仮想通貨)の詐欺に遭いたくない
・初心者が知っておくべき対策は?
このような悩みに答えます。
- 年々暗号資産(仮想通貨)に関する相談が増えている
- 暗号資産(仮想通貨)詐欺の手口
- 暗号資産(仮想通貨)詐欺への対策方法
- 暗号資産(仮想通貨)のトラブルに遭った場合の対処法
年々暗号資産(仮想通貨)に関する相談が増えている
暗号資産に関する相談は近年増加傾向にあります。
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ビットコインの高騰などで仮想通貨の認知度は日に日に高くなっていますが、詐欺をおこなう事業者も増えています。
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暗号資産詐欺の手口と対策について知っておくべきでしょう。
暗号資産(仮想通貨)詐欺の手口
暗号資産(仮想通貨)詐欺の手口は以下の6つ。
- ポンジスキームによる詐欺
- 暗号資産(仮想通貨)のセミナーによる詐欺
- メールやSNSなどによる詐欺
- ソフトラグプルによる詐欺
- ハードラグプルによる詐欺
- ICO(Initial Coin Offering)詐欺
①ポンジスキームによる詐欺
ポンジスキームとは、運用利益を配分すると見せかけて出資金を集めてお金を持ち逃げする手法です。
出資をすれば高い配当を得られると持ち掛け、投資家に出資を募り、投資を開始してから一定の期間は高い配当金を支払います。
しかし、実際は資金を運用しておらず、出資金として受け取ったお金をあたかも資産運用で得た利益のように配当金として返還。
同じ手順で複数の投資家から出資を募り、ある程度資金が集まったら一気にお金を持ち逃げします。
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ポンジスキームは株や不動産でも行われる詐欺であり、投資詐欺の王道といえます。
②暗号資産(仮想通貨)の投資セミナーによる詐欺
暗号資産(仮想通貨)の投資セミナーなどで詐欺が行われることもあります。
具体的な方法は以下のとおり。
【暗号資産(仮想通貨)の投資セミナーによる詐欺の例】
- 怪しい暗号資産の購入の推奨する
- 必ず儲かると謳う教材を販売する
- 聴講者から出資を募り、集めた資金を持ち逃げする(ポンジスキーム)
③メールやSNSなどによる詐欺
メールやSNSを通じて、見知らぬ者から暗号資産の購入を勧められることがあります。
また、添付されたリンクにアクセスしてウォレットを接続したら、保管していた暗号資産を盗まれる事例もあります。
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暗号資産でもフィッシング詐欺は行われるので注意しましょう。
④ソフトラグプルによる詐欺
ソフトラグプルとは、暗号資産(仮想通貨)の運営や開発者だけが得をするような手口です。
具体的な手口は
- 時価総額のねつ造
- インフルエンサーによる拡散
- 実現しないロードマップ(計画書)の公開
- BOT(自動発言システム)による過剰な宣伝
などを使用して、通貨の価値を実際よりも高く見せ、多くの投資家が購入した後に運営や開発者が高値で通貨を売却します。
運営や開発者は通貨をすべて売却するので価格は一気に下落し、売却できなかった投資家は価値の下がった通貨を持ち続けることになります。
⑤ハードラグプルによる詐欺
ハードラグプルとは、暗号資産に詐欺的なプログラムを組み込んで、投資家の資産を騙し取る詐欺です。
ハードラグプルの具体的な手口は以下のとおり。
- 暗号資産を購入しても売却できない
- 取引所から暗号資産を出金できない
- ウォレット(暗号資産を保管する電子財布)上の暗号資産を勝手に転送する
⑥ICO(Initial Coin Offering)詐欺
ICO(Initial Coin Offering)とは、企業が独自の暗号資産を発行し、その暗号資産を購入してもらうことで資金調達を行う仕組みのことです。
資金提供への見返りとして、投資家は新しくつくられたコインを受けとります。
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IPO(新規株式公開)とほぼ同義といえます。
ただ、ICOはIPOと異なり、監査や審査が必要ないので詐欺プロジェクトが多く存在し、投資家から資金を集めて持ち逃げすることがあります。
とはいえ、現在はICOよりも信頼度が高いIEOが主流であるため、ICO詐欺に遭う可能性は低いでしょう。
暗号資産(仮想通貨)詐欺への対策方法
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暗号資産(仮想通貨)詐欺への対策方法は以下の5つ。
- メールやDMは基本無視する
- 自分でよく調べる
- 知名度や時価総額の低い通貨を購入しない
- 高利回りに注意する
- セキュリティを強化する
①メールやDMは基本無視する
暗号資産の購入を催促するメールやDMは基本無視しましょう。
また、メールたDMが届かないように設定しておくことも重要です。
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Twitterではメールアドレス未認証のアカウントからDMが届かないよう設定できます。
②自分でよく調べる
暗号資産の世界では詐欺や不確かな情報が多く、高度なネットリテラシーが必要です。
また、わからないことを安易に質問していると悪意を持った人や詐欺行為を行う人に付け込まれる危険性もあります。
そのため、1人の発信者、1つのコミュニティの情報だけを鵜呑みにせず、自分で調べる癖をつけましょう。
③知名度や時価総額の低い通貨を購入しない
暗号資産は約20,000種類以上あり、なかには詐欺コインや無名のコインも存在します。
また、知名度や時価総額は通貨の信頼性に直結するため、知名度や時価総額の低い通貨の購入はなるべく避けましょう。
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時価総額に関しては1,000億円以上であれば比較的安定しています。
④高利回りに注意する
投資詐欺の王道であるポンジスキームでは、高利回りを謳い投資家から資金を募って持ち逃げします。
そのため、高利回りをアピールするサービスがあったら、なぜ利回りが高いのかをしっかり調べましょう。
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高利回りでも健全なサービスは存在するため、なぜ利回りが高いのかを調べることが重要です。
⑤セキュリティを強化する
暗号資産を保有する際は取引所や自身のウォレットに保管することが一般的です。
ただ、取引所や自身のウォレットがハッキングされる可能性もあります。
そのため、難解なパスワードを設定する、認証方法を2段階にすることが重要です。
暗号資産(仮想通貨)のトラブルに遭った場合の対処法
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暗号資産(仮想通貨)のトラブルに遭った場合の対処法は以下の2つ。
- 相談窓口に相談する
- 弁護士に相談する
①相談窓口に相談する
相談窓口は金融サービス利用者相談室や消費者ホットライン、警察相談専用電話などがあります。
- 警察庁 警察相談専用電話:#9110
- 金融庁 金融サービス利用者相談室(平日10:00〜17:00):0570-016811
- 消費者ホットライン:188
※引用:金融庁
暗号資産で詐欺に遭った場合、まずは相談センターに問い合わせると良いでしょう。
②弁護士に相談する
弁護士に相談することも有力な手段の一つです。
弁護士であれば法的アドバイスをする立場から中立的な意見を述べたり、相談内容を親身になって聞いてくれたりします。
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暗号資産などの投資詐欺に知見がある弁護士を選びましょう。
まとめ
今回は暗号資産(仮想通貨)詐欺の代表的な手口と対策法方法について解説しました。
- 年々暗号資産(仮想通貨)に関する相談が増えている
- 暗号資産(仮想通貨)詐欺の手口
- 暗号資産(仮想通貨)詐欺への対策方法
- 暗号資産(仮想通貨)のトラブルに遭った場合の対処法