・ビットレンディングとは?
・無料で始められるの?
・最低貸出量、貸出期間はどれくらい?
このような悩みに答えます。
- ビットレンディングとは?
- ビットレンディングのメリット
- ビットレンディングのデメリット
- 筆者のBitLending運用実績
- ビットレンディングの始め方
- ビットレンディングを始める際のQ&A
ビットレンディングでは所持している暗号資産を一定期間貸し出すことで最高10%の利子を得られます。
貸出は無料で行えるので、暗号資産を持っているなら積極的に活用しましょう。
\国内クラスの利率10%/
ビットレンディングとは?
運営会社 | J-CAM |
対応銘柄 | BTC・ETH・XRP・USDT・USDC・DA |
最低貸出量 | BTC:0.01BTC ETH:0.1ETH XRP:360XRP USDC:200USDC USDT:200USDT DAI:200DAI |
年利 | BTC:8% ETH:8% XRP:6% USDC:10% USDT:10% DAI:10% |
貸出期間 | 最短1ヶ月 |
貸出日 | 送金日の翌日 |
満期日 | 毎月末日の営業日 |
貸借料 | 満期日を迎えると確定 |
自動繰入 | 毎月1日に自動繰入 |
解約手数料 | 無料(返還手数料あり) |
返還手数料 | 2023年8月16日より年4回まで無料 BTC:0.0005BTC ETH:0.00625ETH XRP:0.2XRP USDT(TRC-20):1USDT USDT(ERC-20):35USDT USDC(TRC-20):1USDC USDC(ERC-20):35USDC DAI:15DAI |
返還 | 【即時返還】当月契約が破棄、7営業日で返還 【満期日返還】末日の満期日から7営業日で返還 |
ビットレンディングは、一定期間、暗号資産を貸すことで同量・同等の暗号資産を顧客に返すとともに、貸借料(利子)を暗号資産で支払うサービスです。
貸し出した暗号資産を暗号資産取引所等へ貸し出し、得た利益が還元される仕組みとなっています。
分かりやすくいうと銀行の定期預金のようなものです。
基本的な仕組みは銀行の定期預金と同じで、預ける通貨が暗号資産に置き換わっただけですね。
暗号資産を貸し出すだけで利益を得られるので、ガチホしている方は利用した方が良いでしょう。
ビットレンディングのメリット
ビットレンディングのメリットは以下の3つ。
- 国内で最高水準の年率
- すぐに暗号資産を貸し出せる
- 少額からレンディングできる
①国内で最高水準の年率
ビットレンディングの年率は国内取引所と比べると高くなっています。
事業者・国内取引所 | 利率 |
ビットレンディング | 8〜10% |
コインチェック | 1〜5% |
bitbank | 0.1〜5% |
GMOコイン | 1〜10% |
また、ビットレンディングは
- 信頼できるグローバル企業とのみ提携
- 「月刊暗号資産」という国内唯一の仮想通貨の専門雑誌を運営しており、レンディング以外にも事業基盤(収益源)を所持
上記2つの理由により、高い年利を実現しています。
②すぐに暗号資産を貸し出せる
国内取引所でもレンディングサービスを提供していますが、国内取引所の場合は貸し出し枠が少なく承認制となっています。
そのため、暗号資産をすぐに貸し出すことはできず、申請が承認されるまで待機しなければなりません。
申請が数週間ほど承認されないこともあります。
一方、ビットレンディングの場合はすぐに貸出申請が受理され、レンディングが開始されます。
③少額からレンディングできる
ビットレンディングでは数万円からレンディングが可能です。
暗号資産 | 最低 | 貸出数量
BTC | 0.01BTC |
ETH | 0.1ETH |
XRP | 360XRP |
USDT | 200USDT |
USDC | 200USDC |
DAI | 200DAI |
お試しで運用したい方や、いきなり多額の資産を貸し出すのは怖いという方にはプラスとなるでしょう。
ビットレンディングのデメリット
ビットレンディングのデメリットは以下の4つ。
- 資金を失う可能性がある
- 口コミ・レビューが少ない
- 取り扱い通貨が少ない
- 返還手数料がかかる
①資金を失う可能性がある
レンディングサービスを利用するうえで、様々なリスクが想定されます。
- ユーザーによる返還申請に必要な情報の紛失、第三者による盗難のリスク
- 暗号資産(仮想通貨)の盗難・紛失リスク
- ハードフォークのリスク
- 貸し出し期間中にマーケットでの価格が変動するリスク
また、上記のリスクに対してビットレンディングは以下のように返答しています。
なお上記に掲載したリスクは暗号資産関連のサービスとして典型的な概要を説明するものであり、サービス利用に生じる一切のリスクを漏れなく示すものではありません。ビットレンディングの運営においては、リスクコントロールに最大限の注意を払いますが、暗号資産が法定通貨の仕組みとは異なること、様々な予期せぬ事象によるリスクが起こりうること、その結果お客様が損失を被る可能性があることを予めご認識ください。
引用:https://bitlending.jp/frequently-asked-questions/
上記のとおり、場合によっては資金を紛失してしまう可能性があります。
リスクを抑えるには全額預けないで取引所などに分けておくことが最善です。
②口コミ・レビューが少ない
ビットレンディングは2022年2月にレンディングサービスを開始しました。
そのため、口コミやレビュー数が少なく、利用者の意見を聞くことが難しい状態となっています。
③取り扱い通貨が少ない
ビットレンディングではレンディングできる通貨が6種類とかなり少ないです。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- テザー(USDT)
- ユーエスディーコイン(USDC)
- ダイ(DAI)
とはいえ、ビットコインやイーサリアムなどの主要な通貨は取り扱っているので、特に困ることはないでしょう。
④返還手数料がかかる
2023年8月16日より返還に伴う返還手数料が年4回まで無料になりました。
ただ、4回目以降は返還手数料がかかります。
暗号資産 | 返還手数料 |
BTC | 0.0005BTC |
ETH | 0.00625ETH |
XRP | 0.2XRP |
USDT(TRC-20) | 1USDT |
USDT(ERC-20) | 35USDT |
USDC(TRC-20) | 1USDT |
USDC(ERC-20) | 35USDT |
DAI | 15DAI |
また、仮想通貨取引所からビットレンディングに仮想通貨を送金する際は出金手数料がかかります。
出金手数料は取引所によって異なるので出金前に確認しておくと良いしょう。
筆者のBitLending運用実績
筆者は2022年11月からBitLendingで貸出を行っており、毎月8%の貸借料を得られています。
画面が分かりやすいことに加え、申請した次の日にレンディングが開始されました。
仮想通貨取引所でもレンディングは可能ですが、申請してから実際に貸し出すまで数週間かかる場合があります。
また、申請完了や貸出完了、貸借料付与についてのメールが届くので不安なく利用することが可能。
各履歴をCSVファイルで取得できるため、確定申告も用意です。
ビットレンディングの始め方
ビットレンディングの始め方は以下のとおり。
- ビットレンディングに登録
- 暗号資産の送金
①ビットレンディングに登録
公式サイトにアクセスし、「お申し込みはこちら」をタップします。
メールアドレスを入力し、利用規約にチェックを入れて「登録する」をタップします。
入力したメールアドレス宛にメールが届くので、メール内にあるURLをタップします。
必要事項を記入し、「入力内容確認」をタップします。
画面を一番下までスクロールし、「同意して次へ進む」をタップします。
本人確認書類を選択し、「注意事項を確認しました」にチェックを入れて「次へ進む」をタップします。
あとは表示された案内に従い本人確認を行なってください。
本人確認が完了すると以下のようなメールが届きます。
②暗号資産の送金
メール本文にある「マイページ」をタップします。
メールアドレス、パスワードを入力して「ログインする」をタップします。
認証コードを入力し、「送信」をタップします。
「暗号資産を貸し出す」をタップします。
送金したい暗号資産の数量を入力し、「入力内容確認」をタップします。
「この内容で申し込む」をタップします。
「入金アドレスを確認する」をタップします。
貸出アドレスをコピーし、暗号資産を送金します。
bitbankから送金する手順
アプリを開き、「出金」をタップします。
送金する暗号資産をタップします。
「アドレス一覧」をタップします。
「新規追加」をタップします。
入力欄に以下の内容を入力してください。
- ラベル:BitLending
- ネットワーク:Bitcoin
- BTCアドレス:先ほどコピーしたアドレスをペースト
- 送金先:「その他」を選択し、「BitLending」と入力
- 出金の目的:「暗号資産の投資・運用」を選択
入力が完了したら「確認」をタップします。
この後は送金先に暗号資産を送金してください。
bitFlyerから送金する手順
アプリを開き、「入出金」→「ビットコイン」をタップします。
「出金」をタップします。
「外部ビットコインアドレスを登録」をタップします。
メールが届くので、記載されているURLをタップします。
ラベルには「BitLending」と入力し、ビットコインアドレスには先ほどコピーしたアドレスをペーストします。
「お客様」または「お客様以外」をタップします。
「プライヴェートウォレット等」をタップします。
「日本」を選択し、「次へ」をタップします。
送付先を確認し、チャックマークにチェックを入れて「保存」をタップします。
二段階認証の確認コードを入力し、「完了」をタップします。
この後は送金先に暗号資産を送金してください。
なお、bitFlyerでは送金時に手数料を追加して優先度(多くの手数料を支払えば優先的に送付処理が行われる)を変更できますが、特にこだわりがなければ優先度は「普通」で問題ありません。
Coincheckから送金する手順
アプリを開き、送金する暗号資産をタップします。
「送金」をタップします。
「送金先を追加する」をタップします。
入力欄に以下の内容を入力してください。
- 宛名:BitLending
- アドレス:先ほどコピーしたアドレスをペースト
- サービス名:「上記以外の取引所又はサービス」を選択し、「BitLending」と入力
- 受取人種別:「本人以外への送金(法人)」を選択し、「カブシキガイシャジェイカム」と入力
- 法人住所(国):「日本」を選択
- 法人住所(地域):「東京都」を選択
入力が終わったら「追加する」をタップします。
この後は送金先に暗号資産を送金してください。
暗号資産が着金すると以下のようなメールが届きます。
また、着金後に「貸出開始のお知らせ」というメールも届きます。
ビットレンディングの始め方は以上となります。
ビットレンディングを始める際のQ&A
最低貸出量はどれくらい?
最低貸出量は以下のとおり。
BTC | 0.01BTC |
ETH | 0.1ETH |
XRP | 360XRP |
USDC | 200USDC |
USDT | 200USDT |
DAI | 200DAI |
最短貸出期間はどれくらい?
最短貸出期間は1ヶ月です。
複利で運用できるの?
ビットレンディングでは複利運用を自動で行ってくれます。
解約手数料はどれくらい?
途中解約手数料は無料です。
返還期間はどれくらい?
返還期間は以下のとおり。
- 【即時返還】当月契約が破棄、7営業日で返還
- 【満期日返還】末日の満期日から7営業日で返還
返還に伴う返還手数料はどれくらい?
返還手数料は2023年8月16日より年4回まで無料です。
4回目以降にかかる出金手数料は以下のとおり。
暗号資産 | 返還手数料 |
BTC | 0.0005BTC |
ETH | 0.00625ETH |
XRP | 0.2XRP |
USDT(TRC-20) | 1USDT |
USDT(ERC-20) | 35USDT |
USDC(TRC-20) | 1USDT |
USDC(ERC-20) | 35USDT |
DAI | 15DAI |
返還方法は?
返還・解約方法は以下のとおり。
ビットレンディングの返還方法
マイページにログインし、「右上の三本線」→「返還請求」をタップします。
返還請求したい暗号資産の「返還請求」をタップします。
「セットアップキーをコピー」をタップします。
「Google Authenticator」を開き、「右下の+」→「セットアップキーを入力」をタップします。
(なお、Google Authenticatorのアプリをダウンロードする必要があります。)
アカウント名に「BitLending」、鍵に先ほどコピーしたセットアップキーを入力し、「追加」をタップします。
6桁の数字が表示されるので、BitLendingの画面に戻り6桁の数字を入力して「設定」をタップします。
再びトップページに戻り、「右上の三本線」→「返還請求」をタップします。
返還請求したい暗号資産の「返還請求」をタップします。
この後は表示された案内に従い入力を行ってください。
なお、返還タイプには2種類あり、「即時」を選択すると申請月分の利息はもらえませんが、「今月末日」を選択すると申請月分の利息がもらえます。
解約方法は?
「bitlending@j-cam.co.jp」宛に以下の情報を送れば解約できます。
- 氏名
- 解約希望の旨
まとめ
今回はレンディングサービスであるビットレンディングの概要と始め方について解説しました。
- ビットレンディングとは?
- ビットレンディングのメリット
- ビットレンディングのデメリット
- 筆者のBitLending運用実績
- ビットレンディングの始め方
- ビットレンディングを始める際のQ&A
ビットレンディングでは所持している暗号資産を一定期間貸し出すことで8%の利子を得られます。
貸出は無料で行えるので、暗号資産を持っているなら積極的に活用しましょう。
\国内最高水準の年利8%/