【徹底比較】ナスダック100とFANG+どっちに投資すべき?

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悩んでいる人

・ナスダック100とFANG+どっちに投資すべき?
・おすすめの投資信託は?

このような悩みに答えます。

本記事の内容
  • ナスダック100とは?
  • FANG+とは?
  • ナスダック100とFANG+の違い
  • ナスダック100とFANG+の比較
  • ナスダック100とFANG+どっち?
  • ナスダック100とFANG+両方はあり?
  • ナスダック100に乗り換えるべき?
  • 投資信託の買い方
  • ナスダック100に関するQ&A

「ナスダック100とFANG+どっちに投資すべき?」と悩んでいませんか?

結論から言うと、ナスダック100がおすすめです。

どちらもリスクは高いですが、FANG+は10社の銘柄のみで構成されており、特にリスクが高いです。

ナスダック100の銘柄数は100とFANG+より10倍多く、分散性が高いためリスクを抑えられます。

本記事ではナスダック100とFANG+どっちに投資すべきかやおすすめの投資信託について解説します。

なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

目次

ナスダック100とは?

ナスダック100はナスダック(NASDAQ)に上場している企業のうち金融業を除く上位100社から構成された株価指数です。

ナスダック(NASDAQ):米国の新興企業向けの株式市場

ナスダック全体とは異なり、ハイテク・IT関連の大手企業が多く含まれています。

そのため、ナスダック100は米国のテクノロジー・IT企業を中心とした株価指数とも言えます。

アップルやマイクロソフトなどの大手企業だけでなく振興の中小企業も含まれており、利回りは米国を代表する株価指数のS&P500よりも高いです。

また、時価総額加重平均型を用いており、時価総額が大きいほど組み入れ比率が大きくなります。

FANG+とは?

FANG+はフェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグルの頭文字をつないだ「FANG」に、以下の企業6社を加えた株価指数のことです。

  • アップル
  • エヌビディア
  • テスラ
  • マイクロソフト
  • ブロードコム
  • スノーフレイク

以前は中国企業のテンセントとバイドゥが名を連ねていましたが、現在は米国企業のみとなっています。

FANGの4銘柄は固定かと思われますが、その他6銘柄については今後も定期的に構成銘柄が入れ替えられるでしょう。

主な特徴は、とりわけ大きな影響力と知名度をもつ少数の企業のみで構成されている点です。

そのため、S&P500やナスダック100よりもパフォーマンスが高くなっています。

過去10年間におけるS&P500とFANG+のパフォーマンス比較(大和アセットマネジメント

また、時価総額の大きさに関係なく、どの銘柄も9~10%の比率で均等に組み入れられています。

ナスダック100とFANG+の違い

スクロールできます
ナスダック100FANG+
銘柄数10010
構成銘柄ハイテク・IT関連の銘柄が中心とりわけ大きな影響力と知名度をもつ少数の企業のみ
指数の計算方法株価の浮動株調整後の時価総額比率の加重平均方式株価をすべて足し合わせて除数で割る単純平均型

銘柄数と構成銘柄、指数の計算方法など全てが異なり、FANG+はとりわけ大きな影響力と知名度を持つ企業10社から構成されています。

サイト管理人

以前は中国企業のテンセントとバイドゥが名を連ねていましたが、現在は米国企業のみです。

また、S&P500は加重平均型なので、時価総額の大きな銘柄ほど組み入れる比率が大きくなります。

一方、FANG+は単純平均型なので、組み入れる比率はどの銘柄も一定です。

ナスダック100とFANG+の比較

組入銘柄

ナスダックとFANG+の組入上位10銘柄の比較は以下のとおり。

スクロールできます
ナスダック100FANG+
銘柄比率銘柄比率
マイクロソフト8.8%アルファベット A9.8%
アップル7.4%ブロードコム9.6%
エヌビディア6.3%テスラ9.5%
アマゾン5.2%アマゾン9.3%
メタ・プラットフォームズ4.8%マイクロソフト9.2%
ブロードコム4.4%アップル9.1%
アルファベット A2.5%ネットフリックス9.1%
アルファベット C2.4%スノーフレイク9.1%
テスラ2.4%エヌビディア9.1%
コストコ2.4%メタ・プラットフォームズ8.9%

組入上位10銘柄はどちらもほぼ同じですが、FANG+の方が1つの銘柄が占める比率は大きいです。

利回り

ナスダック100とFANG+の利回りの比較は以下のとおり。

ナスダック100FANG+
2014年39.2%5.5%
2015年9.7%30.3%
2016年2.2%11.3%
2017年28.0%53.3%
2018年-3.4%-3.3%
2019年38.7%40.8%
2020年39.2%87.4%
2021年43.4%32.3%
2022年-22.9%-30.9%
2023年56.2%91.8%
平均23.03%31.85%

利回りはFANG+の方がはるかに大きいです。

ナスダック100とFANG+どっち?

結論から言うと、ナスダック100がおすすめです。

どちらもリスクは高いですが、FANG+は10社の銘柄のみで構成されており、特にリスクが高いです。

とりわけ大きな影響力と知名度をもつ企業のみが選定されていますが、今後どうなるかは分かりません。

ナスダック100の銘柄数は100とFANG+より10倍多く、分散性が高いためリスクを抑えられます。

ただ、高いリスクをとってでもハイリターンを狙いたいのであれば、FANG+を選ぶと良いでしょう。

ナスダック100とFANG+両方はあり?

両方持つ必要はありません。

どちらも構成銘柄はほとんど同じなので、両方保有しても分散効果はありません。

投資信託を保有すると手数料がかかり、無駄にコストがかかってしまいます。

サイト管理人

特にFANG+に連動する投資信託の手数料は高いです。

どちらか片方で十分でしょう。

ナスダック100に乗り換えるべき?

乗り換えを検討しても良い場合

乗り換えを検討しても良い場合は以下のとおり。

  • NISA口座を利用している
  • 運用歴が短い
  • 購入数量が少ない

NISA口座であれば売却益に対して課税されませんし、新NISAでは売却するとその分だけ非課税枠が復活します。

また、購入数量が少なかったり、運用歴が浅かったりすると売却益は小さいので、課税額は少なくなります。

乗り換えをおすすめしない場合

乗り換えをおすすめしない場合は以下のとおり。

  • 課税口座を利用している
  • 運用歴が長い
  • 購入数量が多い

課税口座では売却すると利益(売却価格-購入価格)に対して20%ほど課税されます。

また、運用歴が長いと複利が働いているので、他の投資信託に乗り換えると運用効率が悪くなる可能性もあります。

投資信託の買い方

投資信託の買い方は以下のとおり。

投資信託の買い方
  1. 証券口座を開設する
  2. 投資信託を積立購入する

①証券口座を開設する

投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

多くのネット証券ではNISA口座での取引手数料が無料になったので、使用するクレジットカードによって証券口座を選ぶと良いでしょう。

NISA口座(非課税口座)とは?

証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。

課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。

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クレジットカードで積立するとポイントが還元されます。

なお、マネックス証券のポイント還元率は1.1%とトップクラスの還元率を誇ります。

三井住友カードや楽天カード、au PAY カードを持っていない方は、マネックスカードを作成してマネックス証券を利用すると良いでしょう。

②投資信託を積立購入する

証券口座を開設したら投資信託を積立購入します。

つみたて投資枠、成長投資枠とは?

新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。

つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。

そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。

なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。

ナスダック100に関するQ&A

ナスダック100はおすすめしない?

ナスダック100はおすすめしないと言われる理由は以下の3つ。

  • 銘柄数が少なくリスクが高い
  • 投資信託の手数料が高い
  • レバナスの場合は特にリスクが高い

ハイリスク・ハイリターンなナスダック100ですが、他の投資信託と組み合わせるのであればおすすめです。

詳しくは「ナスダック100はおすすめしないと言われる理由は?」をご覧ください。

ナスダック100におすすめの投資信託は?

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドとiFreeNEXT NASDAQ100インデックスがおすすめです。

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドは純資産額が大きくて手数料が安いことに加え、短いですが運用実績があります。

ただ、手数料が少し高くても運用歴が長くて安定している方が良いなら、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスを選ぶと良いでしょう。

詳しくは「ナスダック100に連動するおすすめの投資信託について解説」をご覧ください。

ナスダック100とS&P500どっち?

結論から言うと、S&P500がおすすめです。

また、どちらも全て米国株で構成されていることから、両方持つ必要はありません。

詳しくは「【徹底比較】S&P500とナスダック100どっちを持つべき?両方はあり?」をご覧ください。

まとめ

今回はナスダック100とFANG+どっちに投資すべきかについて解説しました。

本記事の内容
  • ナスダック100とFANG+どっち?
  • ナスダック100とFANG+両方はあり?
  • ナスダック100とは?
  • FANG+とは?
  • ナスダック100とFANG+の違い
  • ナスダック100とFANG+の比較
  • ナスダック100に乗り換えるべき?
  • 投資信託の買い方
  • ナスダック100に関するQ&A

どちらもリスクは高いですが、選ぶならナスダック100をおすすめします。

ナスダック100は銘柄数がFANG+より10倍多く分散性が高いため、リスクを抑えられます。

ただ、高いリスクをとってでもハイリターンを狙いたいのであれば、FANG+を選ぶと良いでしょう。

なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

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