オルカンと債券を組み合わせるべき?
このような悩みに答えます。
- 債券とは?
- 債券のメリット
- 債券のデメリット
- オルカンと債券を組み合わせるべき?
- オルカンと債券の組み合わせ比率は?
- オルカン投資におすすめの債券型投資信託
- 日本国債と先進国債券どっちを選ぶべき?
- 投資信託の買い方
- オルカンに関するQ&A
オルカンと債券を組み合わせることで、投資ポートフォリオのリスクとリターンのバランスを取れます。
オルカンは、世界中の株式市場に幅広く分散投資を行うため、長期的な資産成長が期待できる一方で、株式市場の変動に大きく影響を受ける可能性があります。
そのため、ポートフォリオ全体の安定性を高めたい場合には、比較的安全性が高いとされる債券を組み合わせることがおすすめです。
特に、株式市場の変動が気になる方や安定した収益を重視する投資家にとって、この組み合わせは有効な選択肢です。
本記事では、オルカンと債券を組み合わせることで得られるリスク分散効果、具体的な組み合わせの割合について詳しく解説します。
なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。
【おすすめのネット証券】
- 三井住友カード利用者:SBI証券
>> SBI証券のメリット・デメリットについて解説 - 楽天カード利用者:楽天証券
>> 楽天証券のメリット・デメリットについて解説 - au PAY カード利用者:auカブコム証券
>> auカブコム証券のメリット・デメリットについて解説 - dカードまたは上記3つ以外のカード利用者:マネックス証券
>> マネックス証券のメリット・デメリットについて解説
債券とは?
債券は、国や企業の借用証明書のようなものです。
国や企業は資金が不足しているとき、お金を借りて調達します。
その1つの手段が債券の発行であり、債券を購入した投資家は、定期的に利子を受け取ることができ、満期時には元本が返済されます。
債券の発行者は、投資家から資金を借り入れ、その見返りとして一定の利率で利子を支払います。
また、債券はお金と同じ有価証券で、比較的簡単に他人に売ることが可能です。
債権を他者から購入した場合、権利を譲り受けます。
債券の種類
債券には、発行体の違いや利率の種類、償還期間の長さなど、様々な特性を持つ種類が存在します。
主な債券の種類として、国債、地方債、社債が挙げられます。
国債
国債は、国が発行する債券です。
国が利子の支払いと償還を行うことから、債券のなかで最も信用力が高いです。
国債の信用力の高さは、国の財政状況や経済基盤の安定性に裏打ちされており、経済が安定している国の場合、国債はほぼリスクのない投資先と見なされます。
このため、国債は低リスクを求める投資家にとって非常に魅力的な選択肢となり、長期的な資産運用に利用されています。
地方債
地方債は、都道府県や市町村が発行する債券です。
学校や病院、道路などのインフラ整備を目的としたプロジェクトの資金を調達する際に広く利用されます。
地方債に対して政府は正式には保証を付けていないため、国債のような直接的な保証はありません。
しかし、地方公共団体が財政的な困難に直面した場合には、政府からの財政支援が提供されることが一般的です。
そのため、信用力は国債に準じる高さがあります。
社債
社債は、民間企業が発行する債券です。
特別な条件のない一般的な社債は、普通社債やSB(ストレートボンド)と呼ばれることもあります。
債券は一度に多くの資金を調達できますが、発行に手間がかかります。
そのため、社債を発行するのは鉄道会社や電力会社など、多額の設備投資を必要とする大手企業が中心です。
債券の格付け
債券の信用リスクを専門的な知識を持つ格付け会社が客観的に表したものを「信用格付け」と言います。
信用格付けには、企業や国・自治体などの債券発行体を格付けする「発行体格付け」と、個別の債権を格付けする「個別格付け」があります。
発行体格付は、発行体の債務全体に対する返済可能性に対して行われるため、発行体につき1つの格付けです。
一方、個別格付けは、債権ごとに回収リスクが検討されるため、同じ発行体であっても異なる格付けになることがあります。
主な格付け会社
格付機関は公的機関ではなく民間企業です。
格付会社は、発行体の財務リスクと事業リスクを中心に各社独自の手法で分析を行い、格付けを行っています。
日本では、以下の4社の格付けが有名で、よく投資の際の参考にされます。
会社名 | 本社 |
格付投資情報センター(R&I) | 東京都千代田区 |
日本格付け研究所(JCR) | 東京都中央区 |
ムーディーズ | アメリカニューヨーク州 |
S&Pグローバル・レーティング | アメリカニューヨーク州 |
格付け記号
格付けの表し方は各社とも似ていて、アルファベットのAからDまでの組み合わせで表現します。
ムーディーズ | S&P | R&I | JCR | |
投資適格債 | Aaa | AAA | AAA | AAA |
Aa | AA | AA | AA | |
A | A | A | A | |
Baa | BBB | BBB | BBB | |
投資不適格債 | Ba | BB | BB | BB |
B | B | B | B | |
Caa | CCC | CCC | CCC | |
Ca | CC | CC | CC | |
C | C | — | C | |
— | D | C | D |
格付けのランクは最高がAAAで、下がるほどリスクが高い債券です。
BBBまでの債券は、投資適格債と呼ばれ、信用力(=安全性、返済可能性)が高いとされます。
一方、BB以下の債券は信用力が低いとされ、投資不適格債と呼ばれます。
債券のメリット
債券のメリットは以下の4つ。
- リスクが低い
- 満期時に元本が戻ってくる
- 決められた利率で利子が受け取れる
- 収支を予測しやすい
リスクが低い
債券の最大のメリットは、そのリスクの低さにあります。
特に長期的な投資を考える際、リスクを抑えることが重要な要素となりますが、債券はその点で非常に優れています。
株式と比較すると、債券は安定したリターンが期待できるため、リスクが低いとされています。
以下の表は、2010年12月末から2023年12月末までの価格変動性(リスク)を示したものです。
このデータからも明らかなように、株式に比べて債券の価格変動性は非常に低く、投資家にとって安定した運用が可能であることがわかります。
満期時に元本が戻ってくる
債券は借金であり、基本的に返済期限があります。
あらかじめ決められた満期日に元本が返済されます。
株式投資などと比べると、元本が保証されているという点が大きな魅力と言えるでしょう。
決められた利率で利子が受け取れる
債券には、あらかじめ決められた利率で、定期的に利子が支払われます。
例えば、年利3%の債券を購入した場合、毎年3%の利子を受け取ることが可能。
なお、この利子は満期まで固定されており、安定した利子が支払われます。
収支を予測しやすい
債券は定期的に安定した利子が支払われ、期日になったら元本が返済されます。
そのため、信用力の大幅な悪化や倒産などを除き、利子と将来の収入をある程度予測できます。
裏返せば、債券の収支が予測を超えることはありません。
債券のデメリット
債券のデメリットは以下の4つ。
- 株式よりリターンが低い
- 金利変動による価格の下落
- 発行元の信用リスク
- インフレによる実質的な価値の下落
株式よりリターンが低い
株式は企業の成長や利益拡大に伴って高いリターンを得られる可能性がありますが、これは市場の変動や企業の業績に大きく依存します。
一方、債券は安定した利子収入を提供し、元本の返済も保証されているため、リスクを抑えた安定した投資として位置づけられています。
このため、長期的な資産の成長を追求する場合、株式と比較して債券のリターンは全体的に低いことが多いです。
金利変動による価格の下落
債券の価格は、金利の変動に対して反比例する関係にあります。
具体的には、金利が上昇すると債券の価格は下落し、逆に金利が下がると債券の価格は上昇します。
このため、金利が変動すると債券の価値も変わり、金利変動によっては債券の価格が下落する可能性もあるでしょう。
発行元の信用リスク
債券は、発行元の信用力に大きく依存します。
例えば、国債は国の信用力が高いため、信用リスクは比較的低いです。
一方で、社債は企業の信用力に依存するため、信用リスクが高くなります。
もし発行元の信用力が低下すると、債券の価値が下がったり、元本や利子が支払われなくなったりするリスクがあります。
インフレによる実質的な価値の下落
インフレは物価が上がる現象で、インフレが進むと債券の実質的な価値が下がるリスクがあります。
例えば、年利2%の債券を持っていても、インフレ率が3%なら、実質的に1%の損失を受けることになります。
このインフレリスクは、特に長期の債券ほど影響が大きくなるため、注意が必要です。
オルカンと債券を組み合わせるべき?
リスクを下げたいのであれば、オルカンと債券を組み合わせるべきです。
オルカンには、先進国(23ヵ国)・新興国(24ヵ国)の株式約3,000銘柄が含まれており、その構成から見ても十分に分散が効いています。
しかし、全て株式のみで運用する場合、値動きが大きくなることが懸念されます。
以下のグラフは、1988〜2023年にかけてのACWI(オルカンが目標とする指数)の利回り推移です。
全体的に大きな変動が見られ、特に2008年のリーマンショック時には-52.9%もの大幅な下落を記録しています。
このような大きな下落リスクを軽減するためには、オルカンと債券を組み合わせることが有効です。
債券をポートフォリオに加えることで、株式市場の下落リスクを一定程度抑えることができます。
ただし、近年のグローバル化の影響により、株式が下落した際に債券も連動して下落する可能性がある点については注意が必要です。
以下の表は、国内債券、外国債券、国内株式、外国株式の相関係数を示したものです。
相関係数とは?
相関係数(そうかんけいすう)は、二つのデータの関係がどれだけ強いか、またはどの方向に向かっているかを示す数字です。
簡単に言うと、「一つのデータがもう一つのデータとどれだけ一緒に動くか」を教えてくれる指標です。
- 1.00(+1.00)の相関係数は、完全な正の相関を示します。これは、片方の変数が増加するともう片方の変数も同じ比率で増加することを意味します。
- 0.00 の相関係数は、全く相関がないことを示します。
- −1.00の相関係数は、完全な負の相関を示します。これは、片方の変数が増加するともう片方の変数が同じ比率で減少することを意味します。
国内株式と国内債券の組み合わせのみ負の相関となっていますが、それ以外は正の相関であることから、株式と債券が同じようの値動きをすることを示しています。
つまり、債券を組み合わせても、株式の値下がりを完全には防げないということです。
オルカンと債券の組み合わせ比率は?
オルカンと債券の組み合わせ比率は70:30がおすすめです。
この比率は、リスクとリターンのバランスを考慮し、比較的安定したポートフォリオを目指すものです。
組み合わせ比率を70:30にした場合の過去の利回りは以下のようになります。
- オルカンの利回りは「ACWI」のデータを使用
- 債券の利回りは「FTSE世界国債インデックス(除く日本)」のデータを使用
オルカンだけの場合と比較して、動きが小さくなっていることが分かります。
また、リスクをさらに抑えたい場合は、50:50の比率にすると良いでしょう。
この組み合わせは、債券の割合を増やすことで、オルカンに比べてリスクを大幅に軽減できます。
逆に、リスクを許容できる場合は、オルカンの割合を増やし、80:20や90:10、さらにはオルカン100%といった比率にするのも良いでしょう。
これにより、より高いリターンを狙うことができますが、同時にリスクも増えることを理解しておく必要があります。
オルカン投資におすすめの債券型投資信託
おすすめの債券型投資信託は、オルカンと同じ三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」です。
この投資信託は「FTSE世界国債インデックス(除く日本)」に連動することを目標としています。
また、国債は信用格付けによってレベル分けされていますが、投資適格債(Baa〜Aaa)のみが対象です。
ムーディーズ | S&P | R&I | JCR | |
投資適格債 | Aaa | AAA | AAA | AAA |
Aa | AA | AA | AA | |
A | A | A | A | |
Baa | BBB | BBB | BBB | |
投資不適格債 | Ba | BB | BB | BB |
B | B | B | B | |
Caa | CCC | CCC | CCC | |
Ca | CC | CC | CC | |
C | C | — | C | |
— | D | C | D |
つまり、日本を除く先進国の信用できる国債にのみ投資を行っています。
なお、日本国債が除かれている理由は、既に日本国債に大きく投資している投資家や、日本市場を別途分析・投資したい投資家に適した選択肢を提供するためです。
eMAXIS Slim 先進国債券インデックスの債券格付け分布
格付け種類 | 比率 |
AAA格 | 11.8% |
AA格 | 63.8% |
A格 | 11.5% |
BBB格 | 12.6% |
BB格 | 0.0% |
B格 | 0.0% |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックスの組入上位10ヵ国・地域
国・地域 | 比率 |
アメリカ | 46.5% |
中国 | 10.2% |
フランス | 7.6% |
イタリア | 7.1% |
ドイツ | 6.0% |
イギリス | 5.2% |
スペイン | 4.8% |
カナダ | 1.9% |
ベルギー | 1.6% |
オランダ | 1.5% |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックスの手数料
- 購入時手数料:無料
- 信託財産留保額:無料
- 信託報酬:0.154%
- その他:0.01%
- 実質コスト:0.164%
eMAXIS Slim 先進国債券インデックスの利回り
- 2017年:7.9%
- 2018年:-3.9%
- 2019年:5.2%
- 2020年:4.9%
- 2021年:3.8%
- 2022年:-4.9%
- 2023年:10.8%
- 2024年:6.3%
日本国債と先進国債券どっちを選ぶべき?
日本国債と先進国債券のどちらを選ぶべきか悩んでいる方には、先進国債券がおすすめです。
日本国債の格付けはAA+ですが、世界にはこれよりも高い格付けを持つ先進国が数多く存在します。
例えば、アメリカやオーストラリア、シンガポールなどが挙げられます。
こうした国々の債券に投資することで、より高い信用力を期待できるでしょう。
さらに、1国の債券に投資するよりも、複数の国の債券に分散投資する方がリスク分散の効果が高まります。
先進国債券は複数国の債券を組み合わせており、その中には日本国債も含まれているものがあります。
これにより、日本国債への投資を維持しながらも、他の先進国の債券を通じて分散効果を得ることが可能です。
投資信託の買い方
投資信託の買い方は以下のとおり。
- 証券口座を開設する
- 投資信託を積立購入する
①証券口座を開設する
投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。
多くのネット証券ではNISA口座での取引手数料が無料になったので、使用するクレジットカードによって証券口座を選ぶと良いでしょう。
NISA口座(非課税口座)とは?
証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。
課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。
- 三井住友カード利用者:SBI証券
>> SBI証券のメリット・デメリットについて解説 - 楽天カード利用者:楽天証券
>> 楽天証券のメリット・デメリットについて解説 - au PAY カード利用者:auカブコム証券
>> auカブコム証券のメリット・デメリットについて - dカードまたは上記3つ以外のカード利用者:マネックス証券
>> マネックス証券のメリット・デメリットについて解説
クレジットカードで積立するとポイントが還元されます。
なお、マネックス証券のポイント還元率は1.1%とトップクラスの還元率を誇ります。
三井住友カードや楽天カード、au PAY カードを持っていない方は、マネックスカードを作成してマネックス証券を利用すると良いでしょう。
②投資信託を積立購入する
証券口座を開設したら投資信託を積立購入します。
つみたて投資枠、成長投資枠とは?
新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。
つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。
そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。
なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。
オルカンに関するQ&A
オルカンはおすすめしない?
「オルカンをおすすめしない」という意見もありますが、オルカンはおすすめです。
【オルカンはおすすめしないと言われる理由】
- S&P500よりも利回りは低い
- 個別株ほど大きな成果を得られない
- リスクの高い新興国が含まれる
- 株式100%で構成されている
- 為替の影響を受ける
- 楽天オルカンよりも信託報酬が高い
詳しくは「オルカンをおすすめしないと言われる理由は?やめといた方がいい?」をご覧ください。
オルカンとS&P500どっち?
オルカンがおすすめです。
S&P500の方が過去の利回りは高いですが、今後も米国が好調とは限りません。
オルカンに投資しておけば伸びた国の割合が自然と大きくなるので、手間暇がかかりませんし、精神的にも楽です。
詳しくは「【徹底比較】オルカンとS&P500どっちを選ぶべき?」をご覧ください。
オルカンは複利がないの?
オルカンに投資することで、分配金が自動的に再投資され、複利効果を享受ができます。
分配金には約20%の税金が課されますが、再投資されることで税制上のメリットを最大限に活用することが可能です。
ただし、投資信託における複利効果は、一般的な複利とは異なる特性を持ちます。
投資信託では分配金純資産に追加されますが、信託報酬やその他の管理費用などの手数料が、この純資産から差し引かれます。
詳しくは「オルカンに投資したら複利効果は得られる?分配金との関係についても解説」をご覧ください。
オルカンは円安・円高になるとどうなる?
円安になったら同じ金額でも購入できる株数が減少します。
また、すでに株式や投資信託を保有している場合、円安になるとリターンは大きくなります。
ただ、円安などの為替リスクは今後も起こり得ますし、長期投資であれば誤差の範囲なので気にする必要はありません。
詳しくは「オルカンは円安・円高になるとどうなる?為替リスクについて解説」をご覧ください。
オルカンは過去にどれくらい下落した?
2008年にリーマンショックが起きた際は-50%近くまで下がりました。
また、2011年や2018年のように経済危機がなくても-10〜20%を記録することがあります。
株式は下落することがあること、世界規模の経済危機によって暴落することをあらかじめ知っておきましょう。
詳しくは「オルカンの過去の下落や下落時の対処法について解説」をご覧ください。
まとめ
今回はオルカンと債券を組み合わせることで得られるリスク分散効果や、具体的な組み合わせについて解説しました。
- 債券とは?
- 債券のメリット
- 債券のデメリット
- オルカンと債券を組み合わせるべき?
- オルカンと債券の組み合わせ比率は?
- オルカン投資におすすめの債券型投資信託
- 日本国債と先進国債券どっちを選ぶべき?
- 投資信託の買い方
- オルカンに関するQ&A
オルカンと債券を組み合わせることで、投資リスクを抑えながら安定したリターンを得ることが可能。
おすすめの投資比率は、オルカン70%:債券30%で、この比率により成長性のある株式投資と安定性のある債券投資のバランスが取れます。
オルカンに最適な債券としては、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスが挙げられます。
この投資信託は、先進国の国債に広く投資できるため、安定した収益を期待できまるでしょう。
なお、オルカン自体は先進国(23ヵ国)および新興国(24ヵ国)の約3,000銘柄で構成されており、非常に広範な分散が図られています。
そのため、オルカンだけでも十分なリスク分散が実現されていますが、債券を組み合わせることでさらに安定性を強化することが可能です。
なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。
【おすすめのネット証券】
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>> SBI証券のメリット・デメリットについて解説 - 楽天カード利用者:楽天証券
>> 楽天証券のメリット・デメリットについて解説 - au PAY カード利用者:auカブコム証券
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