【徹底比較】オルカンとS&P500どっちを選ぶべき?

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悩んでいる人

・オルカンとS&P500どっちを選ぶべき?
・利回りや手数料はどれくらい違うの?

このような悩みに答えます。

本記事の内容
  • オルカンとは?
  • S&P500とは?
  • オルカンとS&P500の比較
  • オルカンとS&P500どっちを選ぶべき?
  • オルカンとS&P500両方買うのはあり?
  • オルカンに乗り換えるべき?
  • 投資信託の買い方
  • オルカンに関するQ&A

オルカンとS&P500どっちを選ぶべきか悩んでいませんか?

過去の利回りはS&P500の方が大きいですが、オルカンをおすすめします。

本記事ではオルカンとS&P500を比較した上でどっちを選ぶべきかについて解説します。

目次

オルカンとは?

オルカンは三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」という投資信託です。

全世界株価指数「ACWI」に連動するインデックスファンドで、先進国(23ヵ国)・新興国(24ヵ国)の株式約3,000銘柄で構成されています。

三菱UFJアセットマネジメント

人気・知名度が高く、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year」では5回連続(2019年〜2023年)で第1位に輝いています。

そんなオルカンは、強い国には多く投資して弱い国には少なく投資する「時価総額加重平均」を用いています。

現在は米国が全体の62.3%を占め、日本は5.5%、英国は3.7%となっていますが、新興国がさらに成長すれば比率は大きく変わります。

S&P500とは?

S&P500は、ニューヨーク証券取引所やナスダックなどに上場している主要500銘柄の時価総額を加重平均し、指数化したものです。

簡単に言うと、米国の証券取引所に上場している時価総額の高い企業を500社集めたものですね。

S&P500にはGAFAやマイクロソフトなど米国を代表する企業が名を連ねているので、S&P500に連動する投資信託を購入することで米国企業上位500社に投資するのと同じ効果が得られます。

S&P500は株価指数を意味し、それに連動する投資信託として「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」、「楽天S&P500インデックスファンド」などがあります。

オルカンとS&P500の比較

構成国

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国・地域オルカンS&P500
米国62.3%100%
日本5.5%
イギリス3.7%
フランス2.9%
カナダ2.9%
その他(先進国)12.0%
新興国10.7%

オルカンは米国の比率が62.3%であるのに対し、S&P500は100%米国です。

組入銘柄

オルカンとS&P500の組入上位10銘柄は以下のとおり。

スクロールできます
オルカンS&P500
銘柄比率銘柄比率
マイクロソフト4.0%マイクロソフト6.9%
アップル3.9%アップル6.2%
エヌビディア2.7%エヌビディア4.6%
アマゾン2.2%アマゾン4.1%
メタ・プラットフォームズ1.5%メタ・プラットフォームズ2.9%
アルファベット A1.1%バークシャー・ハサウェイ2.0%
アルファベット C1.0%アルファベット A1.8%
イーライリリー0.8%アルファベット C1.7%
テスラ0.8%イーライリリー1.7%
ブロードコム0.8%ブロードコム1.7%

銘柄と比率は多少異なりますが、どちらも米国株が上位10銘柄に位置しています。

利回り

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期間ACWIS&P500
過去1年34.3%35%
過去3年20%23.8%
過去5年17.6%20.9%
過去10年13.2%16.8%
過去15年15.3%18.6%
過去20年9.9%11.5%
過去30年8.7%11.2%
  • 参考サイトはmyINDEX
  • オルカンは2018年にリリースされた投資信託なので、2018年以前はACWI(オルカンが目標とする指数)のデータを使用

オルカンとS&P500を比較すると、利回りはS&P500の方が大きいです。

ただ、オルカンとS&P500の利回りはそこまで大差ありません。

オルカンとS&P500どっちを選ぶべき?

過去30年間においてはS&P500の方が良い結果を残していますが、オルカンをおすすめします。

オルカンをおすすめする理由は以下の6つ。

オルカンをおすすめする理由
  1. 最安級の信託報酬
  2. 全世界に投資できる
  3. 伸びる国を予想しなくて良い
  4. 指数との乖離が小さい
  5. 純資産総額がトップクラス
  6. 過去の利回りが高水準

①最安級の信託報酬

オルカンの信託報酬(運用会社に支払う手数料)が年率0.05775%であり、最安級です。

信託報酬以外のコストを全て含めても年率0.1%以内に収まります。

②全世界に投資できる

オルカンは47の国と地域、約3,000の銘柄で構成されています。

オルカンだけで世界中の企業に投資することが可能。

③伸びる国を予想しなくて良い

以下のグラフは世界の株式市場の国別割合を示したものです。

1980年代は日本、2010年代は米国の株式が好調でしたが、どの国が伸びるかは分かりません。

また、世界の人口は増え続け、2050年には97億人、2100年には110億人になると言われています。

参考:国際連合広報センター

世界経済は成長する可能性が高いため、世界全体に投資した方が恩恵を受けやすいでしょう。

④指数との乖離が小さい

オルカンはMSCIに連動することを目指していますが、全てのインデックスファンドが指数とブレることなく連動するわけではありません。

指数を再現する過程では、以下のようなコストがかかります。

  • 人件費
  • 売買手数料
  • 監査報酬

オルカンは総経費率が0.15%で、ACWIに連動する投資信託としては最安級となっています。

三菱UFJアセットマネジメント

投資信託を選ぶ上で実際に指数と連動しているかは重要ですが、オルカンに関しては特に問題ないでしょう。

⑤純資産総額がトップクラス

純資産総額は組み入れられている株式や債券など資産の時価総額のことで、投資信託の規模を表します。

純資産総額が多いほど多くの人から投資されていることを意味します。

投資信託は全部で約6,000本ほどありますが、オルカンの純資産総額は2兆7000億円で2番目に多いです。(2024年3月時点)

参考:日本経済新聞社

多くの投資家から投資されていることから、オルカンの信頼性は非常に高いと言えます。

⑥過去の利回りが高水準

オルカンの過去の利回りは以下のとおり。

【オルカンの過去の利回り】

  • 2018年:-7.5%
  • 2019年:26.8%
  • 2020年:9%
  • 2021年:32.7%
  • 2022年:-5.6%
  • 2023年:19.6%
  • 平均:12.5%

参考:三菱UFJアセットマネジメント

また、オルカンが目標としている指数であるACWIの過去の利回りは以下のとおり。

【ACWIの過去の利回り】

  • 過去1年:35%
  • 過去3年:23.8%
  • 過去5年:17.6%
  • 過去10年:13.2%
  • 過去15年:15.3%
  • 過去20年:9.9%
  • 過去30年:8.7%

参考:myINDEX

平均利回りは8〜10%と言えるでしょう。

サイト管理人

なお、マイナスである年も複数存在し、元本割れする可能性はあります。

オルカンとS&P500両方買うのはあり?

結論から言うと、どちらか片方で十分です。

上述のとおり、オルカンの60%は米国株式によって構成されているので、S&P500も購入すると米国に偏ってしまいます。

オルカンは全世界に分散させて投資できる点が大きな魅力なので、米国に偏ったらオルカンの魅力が薄れてしまうでしょう。

また、投資信託は保有しているだけで信託報酬という手数料がかかるので、無駄にコストがかかってしまいます。

サイト管理人

上記の理由から、どちらか片方で十分です。

ただ、米国経済を信頼している方や米国の成長に期待している方なら、両方購入して米国の比率を上げても良いでしょう。

オルカンに乗り換えるべき?

乗り換えを検討しても良い場合

乗り換えを検討しても良い場合は以下のとおり。

  • NISA口座を利用している
  • 運用歴が短い
  • 購入数量が少ない

NISA口座であれば売却益に対して課税されませんし、新NISAでは売却するとその分だけ非課税枠が復活します。

また、購入数量が少なかったり、運用歴が浅かったりすると売却益は小さいので、課税額は少なくなります。

乗り換えをおすすめしない場合

乗り換えをおすすめしない場合は以下のとおり。

  • 課税口座を利用している
  • 運用歴が長い
  • 購入数量が多い

課税口座では売却すると利益(売却価格-購入価格)に対して20%ほど課税されます。

また、運用歴が長いと複利が働いているので、他の投資信託に乗り換えると運用効率が悪くなる可能性もあります。

投資信託の買い方

投資信託の買い方は以下のとおり。

投資信託の買い方
  1. 証券口座を開設する
  2. 投資信託を積立購入する

①証券口座を開設する

投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

多くのネット証券ではNISA口座での取引手数料が無料になったので、使用するクレジットカードによって証券口座を選ぶと良いでしょう。

NISA口座(非課税口座)とは?

証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。

課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。

サイト管理人

クレジットカードで積立するとポイントが還元されます。

なお、マネックス証券のポイント還元率は1.1%とトップクラスの還元率を誇ります。

三井住友カードや楽天カード、au PAY カードを持っていない方は、マネックスカードを作成してマネックス証券を利用すると良いでしょう。

②投資信託を積立購入する

証券口座を開設したら投資信託を積立購入します。

つみたて投資枠、成長投資枠とは?

新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。

つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。

そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。

なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。

オルカンに関するQ&A

オルカンだけでいい?

オルカン一本で47の国や地域、約3,000の銘柄に投資可能です。

十分に分散できているので、オルカンだけでも良いでしょう。

ただ、オルカンのリスクを抑えたいなら金や債券を持つことをおすすめします。

詳しくは「オルカンだけでいい?集中投資するリスクと対策について解説」をご覧ください。

オルカンの買い時は?

長期投資前提なのであれば、今すぐ購入することをおすすめします。

円安などの為替リスクは今後も起こり得ますし、長期投資であれば誤差の範囲です。

詳しくは「オルカンの買い時はいつ?おすすめの購入方法についても解説」をご覧ください。

オルカンに投資したらどうなる?

オルカンに投資した場合のシミュレーションについては「新NISAでオルカンに投資した場合のシミュレーションについて解説」をご覧ください。

まとめ

今回はオルカンとS&P500どっちを選ぶべきかについて解説しました。

本記事の内容
  • オルカンとは?
  • S&P500とは?
  • オルカンとS&P500の比較
  • オルカンとS&P500どっちを買うべき?
  • オルカンとS&P500両方買うのはあり?
  • オルカンに乗り換えるべき?
  • 投資信託の買い方

過去の利回りはS&P500の方が大きいですが、オルカンをおすすめします。

オルカン一本で47の国や地域、約3,000の銘柄に投資可能であり、時価総額の大きい株式ほど組み入れ比率が大きくなるので、伸びる国を予想せずに済みます。

ただ、米国経済を信頼している方や米国の成長に期待している方なら、両方購入して米国の比率を上げても良いでしょう。

なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

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