新NISAの投資枠を最速で使い切るシミュレーションについて解説

当ページはプロモーションが含まれています
悩んでいる人

・最速で投資枠を埋めたらどうなる?
・新NISAのシミュレーションについて教えてほしい

このような悩みに答えます。

本記事の内容
  • 新NISAとは?
  • 新NISAの投資枠とは?
  • 新NISAの投資枠を使い切るシミュレーション
  • 新NISAの始め方
  • 新NISAに関するQ&A

最短最速で投資枠を埋めたらどうなるか疑問に思っていませんか?

新NISAでは年間120万円投資できる「つみたて投資枠」と、年間240万円投資できる「成長投資枠」があります。

本記事では新NISAの投資枠を使い切るシミュレーションについて解説します。

目次

新NISAとは?

スクロールできます
旧NISA新NISA
つみたてNISA一般NISAつみたて投資枠成長投資枠
併用の可否併用不可併用可
年間投資枠40万円120万円120万円240万円
非課税保有期間20年間5年間無期限無期限
非課税保有限度額800万円600万円1,800万円(成長投資枠は1,200万円まで)
口座開設期間2023年まで2023年まで恒久化
投資対象商品長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託上場株式・投資信託等長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託上場株式・投資信託等(除外条件あり)
対象年齢18歳以上

NISAとは少額投資非課税制度のことで、株や投資信託を売却して利益が出た際に課税されない制度です。

投資を行うには証券口座を利用する必要があり、証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。

課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。

新NISAは不便で分かりにくかった旧NISAが改良されたもので、主な改良点は以下のとおり。

  • 非課税保有期間の無期限化
  • 口座開設期間の恒久化
  • 非課税保有限度額の拡大&再利用可
  • 年間投資上限額の拡大
  • つみたて投資枠と成長投資枠の併用可

新NISAの投資枠とは?

スクロールできます
旧NISA新NISA
つみたてNISA一般NISAつみたて投資枠成長投資枠
併用の可否併用不可併用可
年間投資枠40万円120万円120万円240万円
非課税保有限度額800万円600万円1,800万円(成長投資枠は1,200万円まで)
投資対象商品長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託上場株式・投資信託等長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託上場株式・投資信託等(除外条件あり)

つみたて投資枠は、旧制度のつみたてNISAを引き継いだ枠です。

長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託に投資することができ、対象商品はつみたてNISAと同じです。

成長投資枠は、旧制度の一般NISAを引き継いだ枠で、つみたて投資枠の対象商品はもちろん、対象外の投資信託や株式にも投資をすることができます。

ただ、一般NISAよりも対象商品は制限されます。

なお、新NISAでは非課税保有限度額の1,800万円を全てつみたて投資枠にあてることが可能です。

新NISAの投資枠を使い切るシミュレーション

シミュレーションの条件は以下のとおり。

  • 使用するツール①金融庁「資産運用シミュレーション
  • 使用するツール②三菱UFJアセットマネジメント「一括投資シミュレーション
  • ACWI(世界株価指数)の1993年以来の平均利回りは8.7%
  • S&P500の1993年以来の平均利回りは11.2%
  • つみたて投資に限定
  • 信託報酬などのコストは考慮しない
サイト管理人

ACWIはeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)などが目標とする指数です。

最速で1,800万円を使い切る場合

最速で1,800万円の枠を使い切る場合、毎月の積立額は30万円であり、5年で枠を使い切ります。

想定利回り別シミュレーションは以下のとおり。

想定利回り5%

積立期間投資額運用益資産額
5年1,800万円240万円2,040万円
10年1,800万円804万円2,604万円
20年1,800万円2,442万円4,242万円
30年1,800万円5,110万円6,910万円

想定利回り10%

積立期間投資額運用益資産額
5年1,800万円523万円2,323万円
10年1,800万円1,941万円3,741万円
20年1,800万円7,903万円9,703万円
30年1,800万円2億3367万円2億5167万円

10年で1,800万円を使い切る場合

10年で1,800万円の枠を使い切る場合、毎月の積立額は15万円です。

想定利回り別のシミュレーション結果は以下のとおり。

想定利回り5%

積立期間投資額運用益資産額
5年900万円120万円1,020万円
10年1,800万円430万円2,379万円
20年1,800万円2,075万円3,875万円
30年1,800万円4,512万円6,312万円

想定利回り10%

積立期間投資額運用益資産額
5年900万円262万円1,162万円
10年1,800万円1273万円3,073万円
20年1,800万円6,171万円7.971万円
30年1,800万円1億8875万円2億675万円

20年で1,800万円を使い切る場合

20年で1,800万円の枠を使い切る場合、毎月の積立額は7.5万円です。

想定利回り別のシミュレーション結果は以下のとおり。

想定利回り5%

積立期間投資額運用益資産額
5年450万円60万円510万円
10年900万円265万円1,165万円
20年1,800万円1,283万円3,083万円
30年1,800万円3,222万円5,022万円

想定利回り10%

積立期間投資額運用益資産額
5年450万円131万円581万円
10年900万円636万円1,536万円
20年1,800万円3,895万円5,695万円
30年1,800万円1億2971万円1億4771万円

30年で1,800万円を使い切る場合

30年で1,800万円の枠を使い切る場合、毎月の積立額は5万円です。

想定利回り別のシミュレーション結果は以下のとおり。

想定利回り5%

積立期間投資額運用益資産額
5年300万円40万円340万円
10年600万円176万円776万円
20年1,200万円855万円2,055万円
30年1,800万円2,361万円4,161万円

想定利回り10%

積立期間投資額運用益資産額
5年300万円87万円387万円
10年600万円422万円1,024万円
20年1,200万円2,597万円3,797万円
30年1,800万円9,502万円1億1302万円

新NISAの始め方

新NISAの始め方は以下のとおり。

新NISAの始め方
  1. 証券口座を開設する
  2. ポートフォリオを決める
  3. 投資信託を積立購入する

①証券口座を開設する

投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

多くのネット証券ではNISA口座での取引手数料が無料になったので、使用するクレジットカードによって証券口座を選ぶと良いでしょう。

NISA口座(非課税口座)とは?

証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。

課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。

サイト管理人

クレジットカードで積立するとポイントが還元されます。

なお、マネックス証券のポイント還元率は1.1%とトップクラスの還元率を誇ります。

三井住友カードや楽天カード、au PAY カードを持っていない方は、マネックスカードを作成してマネックス証券を利用すると良いでしょう。

②ポートフォリオを決める

ポートフォリオとは、どれくらいの配分で金融商品の具体的な銘柄へ投資するかという組み合わせを指します。

当サイトで推奨しているポートフォリオは以下の3パターン。

  • オルカン
  • オルカン+インド
  • オルカン+債券

※オルカンとは三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」のことです。

詳しくは「新NISAにおすすめのポートフォリオについて解説」をご覧ください。

サイト管理人

新NISAでは投資信託(複数の投資家から資金を集め、専門のファンドマネージャーが運用する投資商品)を利用すると良いでしょう。

③投資信託を積立購入する

ポートフォリオを決めたら投資信託を積立購入します。

つみたて投資枠、成長投資枠とは?

新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。

つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。

そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。

なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。

新NISAに関するQ&A

新NISAは年初一括とつみたてどっち?

つみてたがおすすめです。

長期投資であれば年初一括とつみたてで大きな差なく、つみたての方が精神的な負担も少ないです。

詳しくは「新NISAは年初一括かつみたてか?全世界株式をもとに解説」をご覧ください。

新NISAは投資信託とETFどっち?

投資信託に投資することをおすすめします。

詳しくは「新NISAは投資信託とETFどっちに投資すべき?」をご覧ください。

まとめ

今回は新NISAの投資枠を使い切るシミュレーションについて解説しました。

本記事の内容
  • 新NISAとは?
  • 新NISAの投資枠とは?
  • 新NISAの投資枠を使い切るシミュレーション
  • 新NISAの始め方
  • 新NISAに関するQ&A
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次