【結論:TOPIX】S&P500は日本の株式指数で言うと何に該当する?

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S&P500は日本の株式指数で言うと何に該当する?

このような悩みに答えます。

本記事の内容
  • 日本を代表する2つの株価指数
  • S&P500は日本で言うとTOPIX
  • S&P500とTOPIXの違い
  • 投資信託の買い方
  • S&P500に関するQ&A

S&P500は、米国経済の状態を反映する重要な指標として、多くの投資家や金融機関に利用されています。

この指数は、時価総額が大きく流動性の高い500銘柄から構成されており、米国の株式市場を把握する上で欠かせない存在です。

米国と同様に重要な役割を果たす日本の株式指数は何かを考えると、TOPIX(東証株価指数)がこれに該当します。

TOPIXは、東京証券取引所に上場するすべての一部上場銘柄の時価総額を基に算出されており、日本経済全体の動向を反映しています。

この記事では、S&P500とTOPIXの構成銘柄、算出方法、そしてパフォーマンスの違いについて詳しく分析します。

なお、S&P500やTOPIXに投資するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

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dカードまたは上記3つ以外のカード利用者マネックス証券
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目次

日本を代表する2つの株価指数

スクロールできます
TOPIX日経平均
算出元東京証券取引所日本経済新聞
対象銘柄原則プライム市場に上場している銘柄(スタンダード市場、グロース市場も対象)プライム市場に上場している225銘柄
銘柄数約2,000225
算出方法時価総額加重平均型株価平均型
プライム市場とは?

プライム市場とは、2022年4月4日の市場区分の再編により運用が開始された東京証券取引所の株式市場の1つです。

再編された東京証券取引所の市場には、プライム市場の他に「スタンダード市場」、「グロース市場」があります。

スクロールできます
プライム市場スタンダード市場グロース市場
概要最も厳しい上場基準を持つ市場で、旧「東証一部」に相当。大企業やグローバルな展開をする企業が上場。プライム市場よりも基準がやや緩和された市場で、旧「東証二部」に相当。安定的な経営基盤を持ちながらも、まだ成長の余地がある企業が上場。成長志向のスタートアップや中小企業向けの市場で、旧「マザーズ市場」に相当。将来的な成長ポテンシャルが高い企業が上場。
株主数800人以上400人以上150人以上
流通株式数20,000単位以上2,000単位以上1,000単位以上
売買代金時価総額250億円以上
流通株式比率35%以上25%25%

これまで市場第一部(東証一部)、市場第二部(東証二部)、マザーズおよびJASDAQ(スタンダード・グロース)の4つの市場がありましたが、これらの市場区分には課題や問題点が多くありました。

これらの課題を解決するために、現在はプライム市場を含めた3つの市場に再編されました。

TOPIX(東証株価指数)は、基本的に東京証券取引所のプライム市場に上場している銘柄を対象にした株価指数です。

TOPIXは、時価総額が大きいほど組み入れ比率が大きくなる時価総額加重平均型を採用しており、時価総額が高い銘柄の影響を大きく受けます。

一方、日経平均株価(日経平均)は、日本の代表的な株価指数で、東京証券取引所に上場する225銘柄の株価を基に算出されます。

日経平均株価は、各銘柄の株価の平均を算出する株価平均型を採用しており、株価が高い銘柄の影響を大きく受けます。

TOPIXは原則プライム市場に上場している約2,000銘柄で構成されているのに対し、日経平均株価はプライム市場の中から選ばれた225銘柄です。

そのため、TOPIXの方が日経平均株価よりも、日本国内の株式市場全体の動きを反映していると言えるでしょう。

S&P500は日本で言うとTOPIX

スクロールできます
S&P500TOPIX
算出元ダウ・ジョーンズ・インデックス東京証券取引所
対象銘柄ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している銘柄原則プライム市場に上場している銘柄(スタンダード市場、グロース市場も対象)
銘柄数500約2,000
算出方法時価総額加重平均型時価総額加重平均型

S&P500は日本で言うとTOPIXに該当します。

S&P500がTOPIXに類似している理由として、以下の3つが挙げられます。

S&P500がTOPIXに類似している理由
  1. 対象銘柄の範囲と市場全体の反映
  2. 時価総額加重平均型の指数
  3. 業種のバランスが保たれている

①対象銘柄の範囲と市場全体の反映

S&P500は、アメリカの時価総額が大きい500銘柄を対象とし、アメリカ市場全体のパフォーマンスを反映する株価指数です。

特定の業種に偏らず、さまざまな業種の大手企業を含んでおり、アメリカ経済全体の健全さを示すものとされています。

TOPIX(東証株価指数)は、東京証券取引所の全上場銘柄を対象としており、日本市場全体の動向を反映します。

したがって、S&P500がアメリカ市場全体の指標であるのと同様に、TOPIXも日本市場全体のパフォーマンスを反映するため、性質が非常に似ていると言えるでしょう。

②時価総額加重平均型の指数

S&P500やTOPIXは、いずれも時価総額加重平均型の株価指数です。

これは、企業の時価総額が大きいほど指数に占める比率が大きくなる仕組みで、大規模な企業は指数全体に強い影響を与えるという特徴があります。

具体的には、時価総額が非常に大きい企業、例えばS&P500においてはAppleやMicrosoft、TOPIXにおいてはトヨタ自動車やソニーグループなどが、指数の動きに大きな影響を与えます。

S&P500やTOPIXは、時価総額の大きな企業にウェイトを置くことで、より市場全体の動向を忠実に反映することを目指しており、長期的な投資や市場の健全性を測る指標として有効です。

③業種のバランスが保たれている

S&P500の業種別割合は以下のとおりです。

情報技術32.4%
金融12.4%
ヘルスケア11.7%
一般消費財10%
コミュニケーション・サービス9.3%
資本財8.1%
生活必需品5.8%
エネルギー3.6%
公益事業2.3%
素材2.2%
不動産2.2%
2024年6月28日時点
各業種の特徴

【情報技術】

  • 特徴:テクノロジー、ソフトウェア、ハードウェア、インターネットサービスなど
  • 主要企業:アップル、マイクロソフト、グーグル、アマゾン、メタ・プラットフォームズ

【ヘルスケア】

  • 特徴:医薬品、バイオテクノロジー、医療機器、医療サービスなど
  • 主要企業:ジョンソン&ジョンソン、ファイザー、 メルク、ユナイテッドヘルス・グループ

【一般消費財・サービス】

  • 特徴:自動車、アパレル、レジャー、インターネットおよびダイレクトマーケティング小売など
  • 主要企業:アマゾン、テスラ、ホーム・デポ、マクドナルド

【金融】

  • 特徴:銀行、保険、証券、資産運用など
  • 主要企業:JPモルガン・チェース,バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、ゴールドマン・サックス

【コミュニケーション・サービス】

  • 特徴:メディア、エンターテインメント、通信サービスなど
  • 主要企業:グーグル、メタ・プラットフォームズ、ウォルト・ディズニー、コムキャスト

【資本財】

  • 特徴:航空宇宙、防衛、建設、製造業など
  • 主要企業:ボーイング、キャタピラー、ハネウェル、ユニオン・パシフィック

【生活必需品】

  • 特徴:食品、飲料、家庭用品、タバコなどの生活必需品を提供する企業
  • 主要企業:P&G、コカ・コーラ、ペプシコ、ウォルマート

【エネルギー】

  • 特徴:石油、ガス、エネルギー設備など
  • 主要企業:エクソンモービル、シェブロン、コノコフィリップス

【公益事業】

  • 特徴:電力、ガス、水道などの公共サービスを提供する企業
  • 主要企業:ネクステラ・エナジー、デューク・エナジー、サザン・カンパニー

【不動産】

  • 特徴:不動産投資信託や不動産開発、不動産運営を行う企業
  • 主要企業:アメリカン・タワー、プロロジス、サイモン・プロパティ・グループ

【素材】

  • 特徴:化学製品、建設資材、パッケージング、金属、鉱業など
  • 主要企業:ダウ、シャーウィン・ウィリアムズ、フリーポート・マクモラン

上位から情報技術(32.4%)、金融(12.4%)、ヘルスケア(11.7%)、一般消費財(10%)と続きます。

特定の業種に偏りが少なく、幅広い分野の企業が含まれているため、経済全体の動向を広範に反映するバランスの取れた構成です。

また、TOPIXの業種別割合は以下のとおりです。

電気機器17.4%
銀行業7.5%
輸送用機器7.5%
情報・通信業7.4%
卸売業7.3%
化学5.6%
機械5.3%
医薬品5.1%
サービス業4.7%
小売業4.3%
2024年8月30日時点
各業種の特徴

【電気機器】

  • 特徴:家庭用や産業用の電気製品や電子部品の製造、販売を行う業種。家電製品、スマートフォン、コンピュータ、半導体など多岐にわたる製品を取り扱う。
  • 主要企業:ソニー、パナソニック、日立製作所、三菱電機

【銀行業】

  • 特徴:預金の受け入れ、貸出業務、資金決済などの金融サービスを提供する業種。企業や個人への資金供給や資産管理も行う。
  • 主要企業:三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ

【輸送用機器】

  • 特徴:自動車、船舶、航空機などの輸送に関わる機器を製造する業種。主に自動車産業が中心。
  • 主要企業:トヨタ自動車 、ホンダ、日産自動車、スズキ

【情報・通信業】

  • 特徴:インターネット、電気通信サービス、データ処理、ITソリューションを提供する業種。ソフトウェア開発やネットワークインフラも含まれる。
  • 主要企業:NTT、ソフトバンク、KDDI、楽天

【卸売業】

  • 特徴:メーカーから商品を仕入れ、小売業者や他の事業者に販売する中間流通の業種。大規模な流通ネットワークを持ち、物流や輸送も重要な役割を果たす。
  • 主要企業:伊藤忠商事、三菱商事、住友商事、丸紅

【化学】

  • 特徴:化学薬品やプラスチック、医薬品、工業用化学製品などの製造を行う業種。多岐にわたる製品があり、製造業や医療分野でも広く使用される。
  • 主要企業:住友化学、信越化学工業、三井化学

【機械】

  • 特徴:産業用機械、ロボット、エンジン、建設機械などの製造・販売を行う業種。特に製造業や建設業において重要な役割を果たす。
  • 主要企業:小松製作所、日立建機、ファナック

【医薬品】

  • 特徴:医薬品の研究、開発、製造、販売を行う業種。新薬開発やジェネリック医薬品の提供を通じて、医療の発展に貢献している。
  • 主要企業:武田薬品工業、アステラス製薬、第一三共

【サービス業】

  • 特徴:飲食、ホテル、エンターテインメント、教育、医療など多岐にわたるサービスを提供する業種。無形のサービスが主な商品となる。
  • 主要企業:リクルートホールディングス、ソフトバンク、Zホールディングス

【小売業】

  • 特徴:消費者に商品を直接販売する業種。スーパーマーケットやコンビニ、専門店など、多様な形態がある。
  • 主要企業:セブン&アイ・ホールディングス、イオン、ファーストリテイリング


TOPIXも、情報通信、製造業、金融業といったさまざまな業種で構成されており、日本の市場全体の多様性を反映しています。

サイト管理人

この点でも、S&P500との類似性があります。

S&P500とTOPIXの違い

S&P500とTOPIXの違いは以下の5つ。

S&P500とTOPIXの違い
  1. 組み入れ条件
  2. 成長率
  3. 構成銘柄・構成銘柄数
  4. 国際的影響力
  5. 市場カバー率

①組み入れ条件

S&P500の組み入れ条件は以下の4つです。

  • 米国企業である
  • 時価総額が53億ドル以上
  • 四半期連続で黒字利益を維持している
  • 株に流動性があり、浮動株が発行済株式総数の50%以上ある

一方、TOPIXの組み入れ条件は以下の3つです。

  • 全市場(プライム市場、スタンダード市場、グロース市場)が対象
  • 年間売買代金回転率20%以上
  • 浮動株時価総額の累積比率が上位96%以内

従来のTOPIXは、東証一部に上場している全銘柄で構成されていましたが、2022年に実施された東京証券取引所の市場区分変更に伴い、組み入れ基準が変更されました。

特に、大きな変更点として挙げられるのは、プライム市場の銘柄を中心に選定される一方で、他の市場に上場している銘柄も、一定の条件を満たせば組み入れ対象となる可能性がある点です。

これにより、TOPIXの対象範囲が広がり、全市場が対象となる柔軟な構成が導入されました。

さらに、現在TOPIXに含まれている流通株式時価総額が100億円未満の銘柄については、2025年1月末までに段階的に除外される予定です。

この除外措置は、市場や利用者への影響を十分に考慮しながら進められ、最終的には流動性の高い銘柄を中心とした構成に移行していくことが見込まれています。

ただし、時価総額や収益性といった組み入れ基準をS&P500と比較すると、S&P500の方が条件が厳しいです。

S&P500は、企業の収益性や流動性、時価総額などの厳格な条件を課しているのに対し、TOPIXの基準は依然として相対的に緩やかで、より幅広い銘柄が対象となっている点が特徴です。

②成長率

日本を代表する株価指数であるTOPIXと、米国を代表する株価指数であるS&P500には、成長率の面で大きな違いがあります。

特にここ数年、S&P500の上昇はGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)の成長に大きく依存してきました。

これら5社は、グローバルにおいて圧倒的な影響力を持ち、時価総額でも他の企業を凌駕しており、この違いが、両指数の過去数年における成長率に大きく影響を与えています。

ただ、GAFAMをS&P500から除外した場合の上昇率を考慮すると、実はTOPIXの上昇率とほぼ同じです。

経済産業省

これは、GAFAMが特異な成長を遂げた結果、S&P500全体のパフォーマンスが大きく引き上げられたことを意味します。

TOPIXの成長率が低いとされる中でも、日本株全体の成長が決して劣っているわけではないと言えるでしょう。

③構成銘柄・構成銘柄数

S&P500とTOPIXの構成銘柄数は以下のとおりです。

  • S&P500:500
  • TOPIX:約2,000

また、両指数の構成上位10銘柄は以下のとおりです。

S&P500TOPIX
アップルトヨタ自動車
マイクロソフトソニーグループ
エヌビディア三菱UFJフィナンシャルグループ
アマゾン日立製作所
アルファベットキーエンス
メタ・プラットフォームズリクルートホールディングス
バークシャー・ハサウェイ三井住友フィナンシャルグループ
イーライリリー三菱商事
ブロードコム信越化学工業
JPモルガン伊藤忠商事

S&P500の上位銘柄は主に情報技術分野の企業が占めており、特にテクノロジー関連の株が強い影響を持っています。

例えば、AppleやMicrosoftなどの巨大企業がその代表で、このような構成は米国経済のデジタル化やテクノロジーの進化を反映していると言えるでしょう。

一方、TOPIXの上位銘柄は多様な業種から選ばれており、自動車、電子機器、金融など、さまざまな業種が組み込まれています。

④国際的影響力

以下の表は2024年の世界時価総額ランキングTOP10です。

順位企業名国・地域名
1アップル米国
2マイクロソフト米国
3サウジアラムコサウジアラビア
4アルファベット米国
5アマゾン米国
6エヌビディア米国
7メタ・プラットフォームズ米国
8バークシャー・ハサウェイ米国
9テスラ米国
10イーライリリー米国

アップル、アマゾン、マイクロソフトといった世界的に事業を展開している大企業が名を連ねています。

これらの企業は、革新的な技術や製品を通じて消費者の生活に深く根付いており、持続的な成長を続けています。

一方で、国内最大の時価総額を誇るトヨタ自動車は、このランキングでは第39位に位置しています。

トヨタは自動車産業において世界的に知られた企業であり、日本を代表する企業のひとつですが、時価総額の観点では、アメリカの巨大テクノロジー企業に比べると相対的に低い順位にあります。

これは、特にIT・ハイテク分野の企業が世界市場で急速に成長し、時価総額ランキングの上位を占めるようになったことが要因です。

このような背景から、S&P500とTOPIXを比較した場合、世界市場全体における影響力という観点では、S&P500に比べて限定的です。

⑤市場カバー率

S&P500とTOPIXは、それぞれアメリカと日本の株式市場を代表する主要な指数であり、その市場カバー率も非常に高い水準にあります。

【各対象国における市場カバー率】

  • S&P500:80%
  • TOPIX:97.5%

このような高いカバー率を持つため、これらの指数に投資をすることは、各国の市場全体に対して幅広く投資を行っていると言えるでしょう。

投資信託の買い方

投資信託の買い方は以下のとおり。

投資信託の買い方
  1. 証券口座を開設する
  2. 投資信託を積立購入する

①証券口座を開設する

投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

多くのネット証券ではNISA口座での取引手数料が無料になったので、使用するクレジットカードによって証券口座を選ぶと良いでしょう。

NISA口座(非課税口座)とは?

証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。

課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。

三井住友カード利用者SBI証券
>> SBI証券のメリット・デメリットについて解説
楽天カード利用者楽天証券
>> 楽天証券のメリット・デメリットについて解説
au PAY カード利用者auカブコム証券
>> auカブコム証券のメリット・デメリットについて解説
dカードまたは上記3つ以外のカード利用者マネックス証券
>> マネックス証券のメリット・デメリットについて解説
サイト管理人

クレジットカードで積立するとポイントが還元されます。

なお、マネックス証券のポイント還元率は1.1%とトップクラスの還元率を誇ります。

三井住友カードや楽天カード、au PAY カードを持っていない方は、マネックスカードを作成してマネックス証券を利用すると良いでしょう。

②投資信託を積立購入する

証券口座を開設したら投資信託を積立購入します。

つみたて投資枠、成長投資枠とは?

新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。

つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。

そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。

なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。

S&P500に関するQ&A

S&P500に日本企業は含まれてる?

S&P500には、日本企業は含まれていません。

S&P500は、米国に本社を置く企業のうち、時価総額が大きく、流動性が高い500社で構成されています。

そのため、日本企業などの海外企業は対象外となっています。

S&P500だけでいい?

S&P500だけに投資するのはおすすめしません。

【S&P500だけに投資するリスク】

  • 米国経済の衰退
  • 為替による変動
  • 新興国の成長に対応できない

詳しくは「S&P500だけでいい?全突っ込みするリスクと対策について解説」をご覧ください。

S&P500の買い時は?

今すぐ積立購入することをおすすめします。

円安などの為替リスクは今後も起こり得ますし、長期投資であれば誤差の範囲です。

詳しくは「S&P500の買い時はいつ?おすすめの購入方法についても解説」をご覧ください。

S&P500に連動するおすすめの投資信託は?

おすすめの投資信託は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。

投資信託は約6,000本存在しますが、その中で純資産額はトップの5兆円となっています。

手数料はほぼ最安であり、リターンも指数とかけ離れることなく高い水準を保っています。

特にこだわりがなければ「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に投資しておくのが無難です。

詳しくは「S&P500に連動するおすすめの投資信託について解説」をご覧ください。

S&P500と全米株式の違いは?

S&P500は米国に上場している時価総額の高い企業500社を集めたもので、全米株式は米国に上場している企業をほぼ全て集めたものです。

特にこだわりがなければS&P500に投資すると良いでしょう。

詳しくは「【徹底比較】S&P500と全米株式どっちを持つべき?両方はあり?」をご覧ください。

まとめ

S&P500は日本で言うとどの株価指数に該当するかについて解説しました。

本記事の内容
  • 日本を代表する2つの株価指数
  • S&P500は日本で言うとTOPIX
  • S&P500とTOPIXの違い
  • 投資信託の買い方
  • S&P500に関するQ&A

S&P500は日本で言うとTOPIXに該当します。

まず、両指数は対象とする銘柄の範囲が広く、それによって市場全体の動向を効果的に反映することができる点が共通しています。

また、S&P500とTOPIXは、いずれも時価総額加重平均型の指数として設計されており、各銘柄の時価総額に基づいて計算されるため、より大きな企業が指数に与える影響が大きいです。

さらに、両指数とも業種間のバランスが重視されており、特定の業種に偏ることなく、多様な分野の銘柄が組み込まれています。

このため、投資家は特定の業種のリスクを軽減しながら、広範な市場にアクセスすることが可能。

総じて、S&P500とTOPIXは、各国の経済を代表する指標として重要な役割を果たしていると言えるでしょう。

なお、S&P500やTOPIXに投資するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

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