S&P500だけでいい?全突っ込みするリスクと対策について解説

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悩んでいる人

・S&P500だけでいい?
・S&P500に全突っ込みするリスクは?
・リスクを抑えるにはどうすればいい?

このような悩みに答えます。

本記事の内容
  • S&P500とは?
  • S&P500だけでいいと言われる理由
  • S&P500だけに投資するリスク
  • S&P500だけでいい?
  • S&P500のリスクを抑えるコツ
  • 投資信託の買い方
  • 投資のリスクを抑えるコツ
  • S&P500に関するQ&A

「S&P500だけでいい?」と悩んでいませんか?

結論から言うと、S&P500だけに投資するのはリスクがあるのでおすすめしません。

S&P500に加えてインド株や国際なども組み合わせた方が良いでしょう。

本記事ではS&P500だけに投資するリスクやS&P500のリスクを抑える方法について解説します。

なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

【おすすめのネット証券】

目次

S&P500とは?

S&P500は、ニューヨーク証券取引所やナスダックなどに上場している主要500銘柄の時価総額を加重平均し、指数化したものです。

簡単に言うと、米国の証券取引所に上場している時価総額の高い企業を500社集めたものですね。

S&P500にはGAFAやマイクロソフトなど米国を代表する企業が名を連ねているので、S&P500に連動する投資信託を購入することで米国企業上位500社に投資するのと同じ効果が得られます。

S&P500は株価指数を意味し、それに連動する投資信託として「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」、「楽天S&P500インデックスファンド」などがあります。

S&P500だけでいいと言われる理由

S&P500だけでいいと言われる理由は以下の6つ。

S&P500だけでいいと言われる理由
  1. 米国の株式市場の約80%をカバー
  2. 銘柄入れ替えを年4回検討
  3. 140年間上がり続けている
  4. 今後も米国の人口は増加する
  5. ウォーレン・バフェット氏の発言
  6. 世界規模でビジネスを行っている

①米国の株式市場の約80%をカバー

S&P500は米国の株式市場全体の約80%をカバーしています。

また、世界全体の株式市場の約50%は米国なので、500銘柄だけで世界全体の約40%を占めるとも言えます。

②銘柄入れ替えを年4回検討

独自の委員会により、四半期ごとに銘柄入れ替えが検討されています。

時代の流れや各企業の業績、今後の見通しなどを総合的に判断し、米国の主要企業をカバーできているか見極めています。

③140年間上がり続けている

以下のグラフは1880年〜2020年におけるS&P500の推移です。

multpl

一時的な暴落を繰り返すも長期的には右肩上がりに上昇しています。

上述のとおり、銘柄入れ替えを年4回ほど行い、成長の見込みがない銘柄は外されます。

また、S&P500の構成銘柄として採用されるには、一定の条件をクリアしなければなりません。

【S&P500の採用条件】

  • 米国企業である
  • 時価総額が53億ドル以上
  • 四半期連続で黒字利益を維持している
  • 株に流動性があり、浮動株が発行済株式総数の50%以上ある

このような厳しい管理・審査を行なっているため、ハイパフォーマンスを実現することが可能。

④今後も米国の人口は増加する

人口が増えると働き手が増えることから、人口と経済成長は比例の関係にあります。

米国の人口は2050年に約3億5000万人達すると予測され、今後も増加が見込まれます。

国土交通省

⑤ウォーレン・バフェット氏の発言

ウォーレン・バフェット氏は米国の投資家であり、「投資の神様」と呼ばれています。

そんなウォーレン・バフェット氏は身内に「投資資金の9割はS&P500に投資せよ」という遺言を残しています。

この発言もS&P500だけでいいと言われる1つの理由と言えるでしょう。

⑥世界規模でビジネスを行っている

米国企業はグローバル企業が多く、世界規模でビジネスを行っています。

2020年におけるS&P500構成企業の海外売上高比率は28.7%であり、内訳は以下のとおり。

  • アジア・オセアニア:10.8%
  • 欧州:10.5%
  • 南北アメリカ(米国を除く): 4.9%
  • アフリカ・中東:2.4%
  • オセアニア:1.4%

参考:S&P500 Dow Jones Indices

そのため、米国以外の市場が成長しても米国企業が新興国の成長を取り込むことが可能です。

S&P500だけに投資するリスク

S&P500だけに投資するリスクは以下の3つ。

S&P500だけに投資するリスク
  1. 米国経済の衰退
  2. 為替による変動
  3. 新興国の成長に対応できない

①米国経済の衰退

以下のグラフは世界の株式市場の国別割合を示したものです。

1990年以降の米国経済は好調で、今後も人口が増加することが予測されています。

ただ、米国経済が今後も好調とは限らず、衰退してしまう可能性もあります。

②為替による変動

S&P500は米国株で構成されているので、ドルの影響をもろに受けます。

ただ、全世界株式もほぼ外国株で構成されているので、ある程度の為替リスクは付き物です。

サイト管理人

円安になるとリターンは大きくなり、円高になるとリターンは小さくなります。

③新興国の成長に対応できない

インドやナイジェリアなどの新興国は今後大きく成長する可能性を秘めています。

サイト管理人

インドはGDPが2025年に世界4位、2027年には世界3位になる見込みです。

また、グローバルな米国株でも停滞する時期があり、2000年代にはBRICSを中心とする新興国株への負けが続きました。

S&P500しか持たない場合、新興国の成長に対応できない可能性があります。

S&P500だけでいい?

結論から言うと、S&P500だけに投資するはおすすめしません。

米国が今後どうなるか分かりませんし、新興国の成長に対応できないリスクもあります。

オルカンのような全世界株式に投資した方が伸びる国を予想しなくて良いので、非常に楽です。

また、世界の人口は増え続け、2050年には97億人、2100年には110億人になると言われています。

参考:国際連合広報センター

世界経済は成長する可能性が高いため、世界全体に投資した方が恩恵を受けやすいでしょう。

ただ、「今後の米国の成長を信じている」、「全世界株式よりもリターンを大きくしたい」と考えているのならS&P500だけでも良いと思います。

S&P500のリスクを抑えるコツ

S&P500のリスクを抑えるコツは以下の2つ。

S&P500のリスクを抑えるコツ
  1. インド株を持つ
  2. 金や国債を持つ

①インド株を持つ

1つ目の補強法は、インド株を持つことです。

インドは新興国の中でも今後大きく経済成長する国として注目を集めています。

【インドが注目される理由】

  • 人口世界一
  • 平均年齢が約27歳
  • 今後GDPが世界3位になる

S&P500に加えてインドの株価指数に連動する投資信託を保有しても良いでしょう。

なお、インド株は不安定でリスクも高いため、1割〜2割ほど組み込むのがおすすめです。

②金や国債を持つ

2つ目の補強法は、金や債券を持つことです。

金は物質そのものに価値があること、国債は国への信頼で成り立っていることから、不況に強い資産となっています。

以下の画像は金の価格の推移です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: screencapture-gold-mmc-co-jp-market-gold-price-2024-03-04-06_22_33.png
三菱マテリアル

経済ショックが起きた2002年、2008年でも価格が下落するどころか上昇しています。

また、以下の画像は米国債の価格の推移です。

TradingView

一時的に価格が下落することはありますが、長期的に見ると価格がほぼ横ばいとなっています。

どれだけ銘柄数を多くしても株式では分散に限界があるので、金や債券などを組み入れることも考慮してみると良いでしょう。

サイト管理人

主な投資信託として「ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)」、「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」などがあります。

ただ、リーマンショックのような経済危機が起きると債券を組み入れてもそれなりに下落します。

投資信託の買い方

投資信託の買い方は以下のとおり。

投資信託の買い方
  1. 証券口座を開設する
  2. 投資信託を積立購入する

①証券口座を開設する

投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

多くのネット証券ではNISA口座での取引手数料が無料になったので、使用するクレジットカードによって証券口座を選ぶと良いでしょう。

NISA口座(非課税口座)とは?

証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。

課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。

サイト管理人

クレジットカードで積立するとポイントが還元されます。

なお、マネックス証券のポイント還元率は1.1%とトップクラスの還元率を誇ります。

三井住友カードや楽天カード、au PAY カードを持っていない方は、マネックスカードを作成してマネックス証券を利用すると良いでしょう。

②投資信託を積立購入する

証券口座を開設したら投資信託を積立購入します。

つみたて投資枠、成長投資枠とは?

新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。

つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。

そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。

なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。

投資のリスクを抑えるコツ

投資のリスクを抑えるコツは以下の3つ。

投資のリスクを抑えるコツ
  1. 長期投資する
  2. ニュースやSNSを見ない
  3. 暴落することがあることを知る

①長期投資する

投資のリスクを抑える最大のコツは、長期投資することです。

なぜなら、一時的に元本割れすることはありますが、長期間保有すれば損失を出しづらいからですね。

下記の図は「資産・地域を分散して積立投資を行なった場合の運用成果の実績【保有期間別(5年、20年)】」を金融庁がまとめたものです。

金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック

保有期間が5年だと元本割れが目立ちますが、20年の場合はほとんど元本割れしていないことがわかります。

過去が未来を保証するわけではないですが、長期投資すれば元本割れのリスクを大きく抑えることが可能です。

②ニュースやSNSを見ない

ニュースやSNSでは投資のプロが様々な視点から意見を述べていますが、正直あまり聞く意味はないでしょう。

オルカンのような指数に連動する投資信託に長期間投資することが低リスクであることに変わりありません。

最も避けるべきことは、ニュースやSNSを見て投資をやめてしまうことです。

サイト管理人

やめてしまったら損するリスクが高くなります。

投資に関する最低限の知識を身につけたらニュースやSNSを見るのは控えることをおすすめします。

③暴落があることを知る

2008年にリーマンショックが起きた際、S&P500は約49%、ACWI(オルカンが目標とする指数)は53%ほど下落しました。

S&P500の銘柄数は500、ACWIの銘柄数は約3,000ですが、大規模な経済危機が起きると暴落します。

サイト管理人

ただ、どちらも数ヶ月〜数年後には回復しています。

経済危機により暴落することがあること、過去に何度も経済危機が起きたが数ヶ月〜数年後に回復していることを知っておけばパニックにならずに済みます。

S&P500に関するQ&A

オルカンとS&P500どっち?

オルカンをおすすめします。

S&P500の方が過去の利回りは高いですが、今後も米国が好調とは限りません。

オルカンに投資することで、どの国が伸びるかを予測する手間が省けます。

詳しくは「【徹底比較】オルカンとS&P500どっちを選ぶべき?」をご覧ください。

オルカンとS&P500両方はあり?

オルカンとS&P500両方持つ必要はありません。

ただ、米国の比率を大きくしたいなら両方持っても良いでしょう。

詳しくは「オルカンとS&P500は両方買うべき?【結論:片方だけで良い】」をご覧ください。

S&P500の買い時は?

今すぐ積立購入することをおすすめします。

円安などの為替リスクは今後も起こり得ますし、長期投資であれば誤差の範囲です。

詳しくは「S&P500の買い時はいつ?おすすめの購入方法についても解説」をご覧ください。

まとめ

今回はS&P500に全突込みするリスクと対策について解説しました。

本記事の内容
  • S&P500とは?
  • S&P500だけでいいと言われる理由
  • S&P500だけに投資するリスク
  • S&P500だけでいい?
  • S&P500のリスクを抑えるコツ
  • 投資信託の買い方
  • 投資のリスクを抑えるコツ
  • S&P500に関するQ&A

米国が今後どうなるか分かりませんし、新興国の成長に対応できないリスクもあります。

オルカンのような全世界株式に投資した方が伸びる国を予想しなくて良いので、非常に楽です。

上記の理由から、S&P500だけに投資するのはおすすめしません。

ただ、「今後の米国の成長を信じている」、「全世界株式よりもリターンを大きくしたい」と考えているのならS&P500だけでも良いと思います。

なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

【おすすめのネット証券】

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