オルカンと楽天VTIの違いは?両方買うのはあり?
このような悩みに答えます。
- オルカンとは?
- 楽天VTIとは?
- オルカンと楽天VTIの比較
- オルカンと楽天VTIどっちを買うべき?
- オルカンと楽天VTI両方買うのはあり?
- オルカンと楽天VTI半々ずつ持つと?
- 投資信託の買い方
- 楽天VTIに関するQ&A
オルカンは、47の国と地域にわたる約3,000銘柄に分散投資ができる投資信託であり、グローバルな分散を重視する投資家に人気があります。
一方、楽天VTIは米国市場に焦点を当て、ほぼ全ての米国上場企業に投資することが可能な投資信託です。
このため、米国市場の成長を享受したい投資家にとって魅力的な選択肢となっています。
ただ、オルカンの投資配分の約6割が米国株式に集中しているため、オルカンと楽天VTIを同時に保有すると、全体的に米国市場への依存度が高くなってしまいます。
この偏りは、グローバルな分散を目指す投資家にとっては注意が必要なポイントです。
本記事では、オルカンと楽天VTIの基本的な違いや、両方のファンドを併用することが適切かどうかについて解説します。
それぞれの分散効果やリスクバランスを考慮しながら、投資判断の一助となる情報を提供しますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。
【おすすめのネット証券】
- 三井住友カード利用者:SBI証券
>> SBI証券のメリット・デメリットについて解説 - 楽天カード利用者:楽天証券
>> 楽天証券のメリット・デメリットについて解説 - au PAY カード利用者:auカブコム証券
>> auカブコム証券のメリット・デメリットについて解説 - dカードまたは上記3つ以外のカード利用者:マネックス証券
>> マネックス証券のメリット・デメリットについて解説
オルカンとは?
名称 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
分類 | インデックス |
目標とする指数 | ACWI |
純資産額 | 4兆7326億円 |
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬(手数料) | 0.05775% |
成長投資枠対象 | ◯ |
つみたて投資枠対象 | ◯ |
販売会社 | ネット証券、総合証券、銀行など |
オルカンは、三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という投資信託です。
全世界株価指数「ACWI」に連動するインデックスファンドで、先進国(23ヵ国)・新興国(24ヵ国)の株式約3,000銘柄で構成されています。
人気・知名度が高く、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year」では5回連続(2019年〜2023年)で第1位に輝いています。
そんなオルカンは、強い国には多く投資して弱い国には少なく投資する「時価総額加重平均」を用いています。
現在は米国が全体の62.3%を占め、日本は5.5%、英国は3.7%となっていますが、新興国がさらに成長すれば比率は大きく変わります。
楽天VTIとは?
名称 | 楽天・全米株式インデックスファンド |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
分類 | インデックス |
目標とする指数 | CRSP US トータル・マーケット・インデックス |
純資産額 | 1兆5700億円 |
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬(手数料) | 0.132% |
成長投資枠対象 | ◯ |
つみたて投資枠対象 | ◯ |
販売会社 | ネット証券、総合証券、銀行など |
楽天VTIは、楽天投信投資顧問が運用する「楽天全米株式インデックスファンド」という投資信託です。
「CRSP US トータル・マーケット・インデックス」に連動することを目的としています。
銘柄数は約4,000ほどで、小型株(時価総額の小さい銘柄)を含むため、楽天VTIだけで米国市場に上場する株式ほぼ全てに投資可能。
S&P500と全米株式の違いは?
S&P500と全米株式の違いは以下のとおり。
S&P500 | 全米株式 | |
銘柄数 | 500 | 約4,000 |
構成銘柄 | 主要企業500社 | 米国のほぼ全ての上場企業(小規模企業を含む) |
S&P500は、米国の主要企業500社で構成されており、主に大手企業を中心にした指標です。
一方、全米株式は約4,000の銘柄から構成され、米国市場に上場するほぼすべての企業をカバーしています。
この中には小規模企業も含まれており、より広範な市場の動向を反映しています。
したがって、S&P500が大企業の動きを捉えるのに対し、全米株式は米国全体の経済活動をより包括的に反映すると言えるでしょう。
オルカンと楽天VTIの比較
運用方法
オルカンの場合、株式に直接投資します。
楽天VTIの場合、ETFを経由して間接的に米国の株式に投資します。
オルカンは株式に直接投資するのに対し、楽天VTIは間接的に米国の株式に投資する点が異なります。
構成国
国・地域 | オルカン | 楽天VTI |
米国 | 62.3% | 100% |
日本 | 5.5% | – |
イギリス | 3.7% | – |
フランス | 2.9% | – |
カナダ | 2.9% | – |
その他(先進国) | 12.0% | – |
新興国 | 10.7% | – |
オルカンは米国の比率が62.3%であるのに対し、楽天VTIは100%米国です。
組入銘柄
オルカンと楽天VTIの組入上位10銘柄の比較は以下のとおり。
オルカン | 楽天VTI | ||
---|---|---|---|
銘柄 | 比率 | 銘柄 | 比率 |
マイクロソフト | 4.0% | マイクロソフト | 6.3% |
アップル | 3.9% | アップル | 5.8% |
エヌビディア | 2.7% | エヌビディア | 3.1% |
アマゾン | 2.2% | アマゾン | 3.1% |
メタ・プラットフォームズ | 1.5% | メタ・プラットフォームズ | 1.8% |
アルファベット A | 1.1% | アルファベット A | 1.8% |
アルファベット C | 1.0% | アルファベット C | 1.5% |
イーライリリー | 0.8% | バークシャー・ハサウェイ | 1.4% |
テスラ | 0.8% | イーライリリー | 1.2% |
ブロードコム | 0.8% | ブロードコム | 1.1% |
どちらもほぼ同じ銘柄で構成され、全て米国株です。
純資産額
純資産総額は組み入れられている株式や債券など資産の時価総額のことで、投資信託の規模を表します。
純資産総額が多いほど多くの人から投資されていることを意味します。
オルカン | 楽天VTI |
3兆9000億円 | 1兆5700億円 |
純資産額はオルカンの方が大きいです。
手数料
オルカン | 楽天VTI | |
購入時手数料 | 無料 | 無料 |
信託財産留保額 | 無料 | 無料 |
信託報酬 | 0.05775% | 0.132% |
その他 | 0.03% | 0.03% |
実質コスト | 0.08775% | 0.162% |
各手数料の詳細
【購入時手数料】
購入時手数料は、投資信託を購入する際に発生する手数料です。
この手数料は購入時に一括で支払うもので、販売会社によって設定された割合に基づいて計算されます。
購入時手数料は一般的にパーセンテージで表され、最近ではノーロードと呼ばれる購入時手数料が無料の投資信託も増えています。
【信託財産留保額】
信託財産保留額は、途中で投資信託を抜ける解約料のようなものです。
たとえば信託財産保留額0.3%の投資信託を1万円で売却したら、30円が差し引かれて9,970円が戻ってきます。
【信託報酬】
信託報酬は毎日発生し、投資信託の純資産から日割りで引かれる形になります。
例えば、信託報酬が年率1%の投資信託に10万円投資したら、信託報酬は以下のようになります。
【信託報酬が年率1%の投資信託に10万円投資した場合】
- 1年間で発生する信託報酬:約1,100円(10万円×1.0%+消費税)
- 毎日発生する信託報酬:約3円(1,100÷365+消費税)
この額が純資産から差し引かれます。
なお、信託報酬は自動的に差し引かれるため、投資家が直接支払うことはありません。
【その他】
購入時手数料や信託財産留保額、信託報酬以外の費用は「その他」に分類されます。
その他の費用は一定ではなく、時期や運用状況、市場の動向によって変動します。
また、その他の費用は「隠れコスト」とも呼ばれ、通常の購入時手数料や信託報酬とは異なり、表立って見えないことが多いです。
そのため、交付目論見書や交付運用報告書といった公式な書類を確認しなければ詳細を把握できない場合があります。
手数料はオルカンの方が低いです。
利回り
オルカン | 楽天VTI | |
2018年 | -7.50% | -8.4% |
2019年 | 26.8% | 29.8% |
2020年 | 9% | 12.8% |
2021年 | 32.7% | 40.9% |
2022年 | -5.6% | -7.8% |
2023年 | 19.6% | 26.9% |
平均 | 12.5% | 15.53% |
利回りとは?
株価指数やインデックスファンドにおける利回りとは、ある期間における増減率を意味します。
通常、利回りとは銀行預金や配当金に対して使用し、年利3%の場合は1年間で投資元本の3%の運用益があったことを指します。
一方、株価指数やインデックスファンドの利回りは増減率のことであり、年利3%であれば1年間で3%増加、年利-3%であれば3%減少したという意味です。
利回りは楽天VTIの方が高いです。
また、ACWI(オルカンが目標とする指数)とCRSP US トータル・マーケット・インデックス(楽天VTIが目標とする指数)の利回りは以下のとおり。
ACWI | CRSP | |
過去1年 | 34.3% | 37.3% |
過去3年 | 20% | 21% |
過去5年 | 17.6% | 20% |
過去10年 | 13.2% | 15.7% |
過去15年 | 15..3% | 18.7% |
過去20年 | 9.9% | 11.3% |
CRSP(全米株式)の方が高くなっていますが、どちらもほとんど同じです。
新NISAの対象
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
オルカン | ◯ | ◯ |
楽天VTI | ◯ | ◯ |
つみたて投資枠、成長投資枠とは?
新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。
つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。
そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。
なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。
どちらもつみたて投資枠と成長投資枠の対象です。
オルカンと楽天VTIどっちを買うべき?
特にこだわりがなければオルカンがおすすめです。
利回りだけを比較すると、楽天VTIの方が高い結果を示していますが、今後も同じパフォーマンスが続く保証はありません。
一方で、オルカンは世界中の株式市場に幅広く分散投資するため、特定の国や地域に依存することなく、グローバルな経済成長に対応できるのが強みです。
時価総額加重平均を採用しているため、新興国が成長した場合、その国の比率も自動的に大きくなります。
この仕組みのおかげで、どの国が今後成長するかを予測する必要がなく、投資家にとって精神的な負担が少なくなるのもメリットです。
また、オルカンに投資することで、米国やヨーロッパ、新興国といった幅広い地域の企業に自動的に資産が配分されるため、リスク分散が効率的に行われます。
特定の国や業種に集中して投資するリスクを避け、長期的な安定した成長を期待する投資家にとって、オルカンは堅実な選択と言えるでしょう。
そのため、個別の国や地域の経済動向に左右されることなく、全世界の成長に連動したい場合は、オルカンに投資する方が無難と言えます。
オルカンと楽天VTI両方買うのはあり?
どちらか片方で十分
オルカンと楽天VTIの両方を保有する必要はありません。
オルカンの約60%は米国の株式で構成されているため、楽天VTIを追加で保有すると、米国株への偏りが一層強くなります。
オルカンの最大の魅力は、全世界に分散投資できる点にあり、この広範な分散があるからこそ、リスクを低減し、さまざまな市場の成長を享受することが可能。
しかし、両方保有するとなると、米国株の割合が高くなり、オルカンが持つ「全世界に分散」という特徴が損なわれてしまいます。
さらに、投資信託は保有しているだけで信託報酬という手数料が発生し、コストが無駄に増加する可能性があります。
したがって、コストと投資効率を考慮するならば、オルカンを選択することで、全世界に分散しつつ、無駄なコストを抑えることができるでしょう。
上記の理由から、どちらか片方で十分です。
両方持つのもあり
基本的に両方保有する必要はないですが、以下のような場合は両方の保有も検討すべきです。
心理的な不安を減らしたい
オルカンは、全体の約6割が米国株で構成され、楽天VTIは米国株のみ。
このため、オルカンとS&P500の両方に投資することは、実質的に米国への投資比率が非常に高くなります。
ですが、両方に投資することで、どちらか一方だけを持っていた場合に感じるかもしれない心理的な不安や「どちらを選べばよかったのか」という迷いを減らせます。
これにより、安心して長期的な投資を行うことができるでしょう。
米国の比率を上げたい
S&P500は1880年以来、一時的な暴落を繰り返すも長期的には上昇しています。
さらに、S&P500は今後も成長すると期待されています。
【S&P500が期待される理由】
- 数々の下落相場を乗り越えてきた
- 成長率が高い
- 今後も米国の人口は増加する
- 技術力・人材力が高い
- 有名企業が数多くある
- 高配当の企業が数多くある
- 株主の監視が厳しい
- 自己資本利益率が高い
- 研究開発に多額の費用を費やしている
今後も米国株の成長に期待しているのなら、米国の比率を上げるためにオルカンと楽天VTI両方持つべきでしょう。
オルカンと楽天VTI半々ずつ持つと?
オルカンと楽天VTIを半々ずつ持つと国・地域の比率は以下のようになります。
国・地域 | 比率 |
米国 | 81.15% |
日本 | 2.75% |
イギリス | 1.85% |
フランス | 1.45% |
カナダ | 1.45% |
その他 | 6.0% |
新興国 | 5.35% |
米国が8割を超え、新興国の割合は5.35%とかなり小さくなります。
手数料はオルカンの0.08775%に加えて全米株式型投資信託の手数料がかかり、利回りはそれぞれの利回りを平均した値です。
ACWI | CRSP | ACWI(50%)+CRSP(50%) | |
過去1年 | 34.3% | 37.3% | 35.8% |
過去3年 | 20% | 21% | 20.5% |
過去5年 | 17.6% | 20% | 18.8% |
過去10年 | 13.2% | 15.7% | 14.45% |
過去15年 | 15.3% | 18.7% | 17% |
過去20年 | 9.9% | 11.3% | 10.6% |
過去の利回りにおいては、オルカン単体よりも高くなっています。
投資信託の買い方
投資信託の買い方は以下のとおり。
- 証券口座を開設する
- 投資信託を積立購入する
①証券口座を開設する
投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。
多くのネット証券ではNISA口座での取引手数料が無料になったので、使用するクレジットカードによって証券口座を選ぶと良いでしょう。
NISA口座(非課税口座)とは?
証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。
課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。
- 三井住友カード利用者:SBI証券
>> SBI証券のメリット・デメリットについて解説 - 楽天カード利用者:楽天証券
>> 楽天証券のメリット・デメリットについて解説 - au PAY カード利用者:auカブコム証券
>> auカブコム証券のメリット・デメリットについて - dカードまたは上記3つ以外のカード利用者:マネックス証券
>> マネックス証券のメリット・デメリットについて解説
クレジットカードで積立するとポイントが還元されます。
なお、マネックス証券のポイント還元率は1.1%とトップクラスの還元率を誇ります。
三井住友カードや楽天カード、au PAY カードを持っていない方は、マネックスカードを作成してマネックス証券を利用すると良いでしょう。
②投資信託を積立購入する
証券口座を開設したら投資信託を積立購入します。
つみたて投資枠、成長投資枠とは?
新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。
つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。
そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。
なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。
楽天VTIに関するQ&A
S&P500と楽天VTIどっち?
特にこだわりがなければS&P500がおすすめです。
S&P500と楽天VTIは銘柄数が大きく異なるものの、利回りはほぼ一緒です。
ただ、手数料はS&P500の方がやや低いです。
さらに、S&P500の銘柄数は500、全米株式は4,000であり、多くなるほど指数への連動が難しくなります。
詳しくは「S&P500と全米株式の違いは?どっちに投資すべき?」をご覧ください。
S&P500とオルカンどっち?
オルカンをおすすめします。
S&P500の方が過去の利回りは高いですが、今後も米国が好調とは限りません。
オルカンに投資することで、どの国が伸びるかを予測する手間が省けます。
詳しくは「【徹底比較】オルカンとS&P500どっちを選ぶべき?」をご覧ください。
楽天VTと楽天VTIの違いは?
楽天VTは全世界に投資できる投資信託、楽天VTIはほぼ全ての米国株に投資できる投資信託です。
楽天VT | 楽天VTI | |
投資対象 | 全世界 | 米国 |
銘柄数 | 約9,000 | 約4,000 |
構成銘柄 | 世界中の企業 | 米国のほぼ全ての上場企業(小規模企業を含む) |
主な違いは、投資対象と銘柄数です。
楽天VTは全世界の株式約9,000銘柄に投資するのに対し、楽天VTIは米国のほぼ全ての上場企業約4,000銘柄に投資します。
詳しくは「【徹底比較】楽天VTと楽天VTIの違いは?どっちに投資すべき?」をご覧ください。
まとめ
今回はオルカンと楽天VTIの違いや両方買うのはありかについて解説しました。
- オルカンとは?
- 楽天VTIとは?
- オルカンと楽天VTIの比較
- オルカンと楽天VTIどっちを買うべき?
- オルカンと楽天VTI両方買うのはあり?
- オルカンと楽天VTI半々ずつ持つと?
- 投資信託の買い方
- 楽天VTIに関するQ&A
オルカンと楽天VTIの両方を保有する必要はありません。
オルカンの約60%は米国の株式で構成されているため、楽天VTIを追加で保有すると、米国株への偏りが一層強くなります。
オルカンの最大の魅力は、全世界に分散投資できる点にあり、この広範な分散があるからこそ、リスクを低減し、さまオルカンが持つ「全世界に分散」という特徴が損なわれてしまいます。
さらに、投資信託は保有しているだけで信託報酬という手数料が発生し、コストが無駄に増加する可能性があります。
したがって、コストと投資効率を考慮するならば、オルカンを選択することで、全世界に分散しつつ、無駄なコストを抑えることができるでしょう。
ただ、投資の心理的な安心感や米国株の比率をさらに高めたいといった場合には、オルカンと楽天VTIの両方を保有するのも一つの選択肢です。
最終的には、自分の投資方針やリスク許容度に応じて、最適なバランスを見つけることが重要です。
なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。
【おすすめのネット証券】
- 三井住友カード利用者:SBI証券
>> SBI証券のメリット・デメリットについて解説 - 楽天カード利用者:楽天証券
>> 楽天証券のメリット・デメリットについて解説 - au PAY カード利用者:auカブコム証券
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