ナスダック100はおすすめしないと言われる理由は?やめといた方がいい?

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悩んでいる人

・ナスダック100はおすすめしないと言われる理由は?
・やめといた方がいい?

このような悩みに答えます。

本記事の内容
  • ナスダック100はおすすめしないと言われる理由
  • ナスダック100はおすすめ?
  • ナスダック100におすすめの組み合わせ
  • オルカンとナスダック100両方持ったら?
  • ナスダック100に連動するおすすめの投資信託
  • 投資信託の買い方
  • ナスダック100に関するQ&A

「ナスダック100はおすすめしないと言われる理由は?」と悩んでいませんか?

ナスダック100は銘柄数が少なくリスクが高いうえ、投資信託の手数料が高いというデメリットがあります。

しかし、他の投資信託と組み合わせるのであればおすすめです。

本記事ではナスダック100はおすすめしないと言われる理由やおすすめの組み合わせについて解説します。

なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

目次

ナスダック100はおすすめしないと言われる理由

ナスダック100はおすすめしないと言われる理由は3つ。

ナスダック100はおすすめしないと言われる理由
  1. 銘柄数が少なくリスクが高い
  2. 投資信託の手数料が高い
  3. レバナスの場合は特にリスクが高い

①銘柄数が少なくリスクが高い

安定した投資を行う上で銘柄数は重要ですが、ナスダック100の銘柄数は100とかなり少ないです。

業種もハイテク・IT関連が中心で分散性が低く、利回りは高いもののリスクも高くなっています。

以下の表はナスダック100とその他の株価指数の過去の下落を比較したものです。

(オルカンは2018年に運用が開始された投資信託なので、2018年以前はオルカンが目標とする指数である「ACWI」のデータを使用。)

過去データをもとに筆者作成
スクロールできます
オルカンS&P500ナスダック100
2022年-6.1%-6.7%-23.3%
2018年-12.4%-8%-6.7%
2011年-11.8%-3.3%-2.7%
2008年-52.9%-49%-52.9%
2002年-26.9%-29.7%-43.7%
1994年-6.3%-9.6%-54.7%

ナスダック100はその他の株価指数よりも大きく下落しています。

②投資信託の手数料が高い

ナスダック100とその他の株価指数に連動する投資信託との比較は以下のとおり。

スクロールできます
オルカンS&P500ナスダック100
購入時手数料無料無料無料
信託財産留保額無料無料無料
信託報酬0.05775%0.09372%0.2035%
その他0.03%0.01%不明
実質コスト0.08775%0.11%0.2035%以上

ナスダック100はハイテク・IT関連の銘柄が中心で、これらの銘柄は価格の変動が激しいです。

そのため、定期的に投資比率を調整する必要があり、手数料が高くなります。

③レバナスの場合は特にリスクが高い

レバナスとは「レバレッジド・ナスダック」の略で、通常のナスダック100の2倍程度の値動きになるよう設計された投資信託のことです。

レバナスに投資すると通常のナスダック100の2倍の投資成果が得られますが、2倍の損失が出る場合もあります。

特にナスダック100は価格変動が大きいため、大きな損失を負う可能性が高いです。

ただ、レバナスではないナスダック100型投資信託に投資すれば、レバナスのリスクを回避できます。

ナスダック100はおすすめ?

オルカンなどをメインにして全体の10〜20%ほどナスダック100を保有するコア・サテライト運用であればおすすめです。

コア・サテライト運用:大部分を低リスクな金融商品、一部分をハイリスクな金融商品を保有することで安定した収益を目指す投資手法

ナスダック100は銘柄数が100ほどと分散性が低く、業種もハイテク・ITに偏っており、ハイリスクと言えます。

オルカンは銘柄数が約3,000と多く分散性も高いため、このような投資信託と組み合わせることでリスクを抑えられます。

ナスダック100におすすめの組み合わせ

ナスダック100(10〜20%)とオルカン(80〜90%)の組み合わせがおすすめです。

オルカンは三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」という投資信託です。

全世界株価指数「ACWI」に連動するインデックスファンドで、先進国(23ヵ国)・新興国(24ヵ国)の株式約3,000銘柄で構成されています。

三菱UFJアセットマネジメント

人気・知名度が高く、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year」では5回連続(2019年〜2023年)で第1位に輝いています。

そんなオルカンは、強い国には多く投資して弱い国には少なく投資する「時価総額加重平均」を用いています。

現在は米国が全体の62.3%を占め、日本は5.5%、英国は3.7%となっていますが、新興国がさらに成長すれば比率は大きく変わります。

オルカンとナスダック100両方持ったら?

ナスダック100を20%、オルカンを80%持つと国・地域の比率は以下のようになります。

国・地域比率
米国69.84%
日本4.4%
イギリス2.96%
フランス2.32%
カナダ2.32%
その他9.6%
新興国8.56%

米国が7割近くなり、ナスダック100の割合によって米国の比率が変化します。

手数料はオルカンの0.08775%に加えてナスダック100に連動する投資信託の手数料がかかり、利回りはそれぞれの利回りを加重平均した値です。

スクロールできます
オルカンナスダック100オルカン(20%)+ナスダック100(80%)
2014年20%39.2%23.8%
2015年-2.1%9.7%0.26%
2016年5.5%2.2%4.84%
2017年20%28.0%21.6%
2018年-12.4%-3.4%-10.6%
2019年28.6%38.7%30.62%
2020年11.2%39.2%16.8%
2021年31.9%43.4%34.2%
2022年-6.1%-22.9%-9.46%
2023年34.3%56.2%38.68%
平均13.09%23.03%15.07%
過去データをもとに筆者作成
サイト管理人

過去の利回りにおいては、オルカン単体よりも高くなっています。

ナスダック100におすすめの投資信託

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドとiFreeNEXT NASDAQ100インデックスがおすすめです。

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドは純資産額が大きくて手数料が安いことに加え、短いですが運用実績があります。

ただ、手数料が少し高くても運用歴が長くて安定している方が良いなら、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスを選ぶと良いでしょう。

投資信託の買い方

投資信託の買い方は以下のとおり。

投資信託の買い方
  1. 証券口座を開設する
  2. 投資信託を積立購入する

①証券口座を開設する

投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

多くのネット証券ではNISA口座での取引手数料が無料になったので、使用するクレジットカードによって証券口座を選ぶと良いでしょう。

NISA口座(非課税口座)とは?

証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。

課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。

サイト管理人

クレジットカードで積立するとポイントが還元されます。

なお、マネックス証券のポイント還元率は1.1%とトップクラスの還元率を誇ります。

三井住友カードや楽天カード、au PAY カードを持っていない方は、マネックスカードを作成してマネックス証券を利用すると良いでしょう。

②投資信託を積立購入する

証券口座を開設したら投資信託を積立購入します。

つみたて投資枠、成長投資枠とは?

新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。

つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。

そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。

なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。

ナスダック100に関するQ&A

ナスダック100とS&P500どっち?

結論から言うと、S&P500がおすすめです。

また、どちらも全て米国株で構成されていることから、両方持つ必要はありません。

詳しくは「【徹底比較】S&P500とナスダック100どっちを持つべき?両方はあり?」をご覧ください。

ナスダック100とFANG+どっち?

結論から言うと、ナスダック100がおすすめです。

どちらもリスクは高いですが、FANG+は10社の銘柄のみで構成されており、特にリスクが高いです。

ナスダック100は銘柄数がFANG+より10倍多く分散性が高いため、リスクを抑えられます。

詳しくは「【徹底比較】ナスダック100とFANG+どっちに投資すべき?」をご覧ください。

投資信託とETFどっち?

結論から言うと、分配金を得たい方はETF、長期的に資産を増やしたい方は投資信託がおすすめです。

分配金:投資信託から配られる配当金のこと

投資信託だと分配金が自動で再投資されますが、ETFは分配金が再投資されず、投資家に還元されます。

この際、分配金を手動で再投資に使ってしまうと、その分だけ非課税枠は減ってしまいます。

つまり、投資信託であれば新NISAの投資枠1,800万円すべてを購入に利用できますが、ETFの場合だと分配金の分だけ非課税枠が減ってしまうのです。

そのため、ETFで得た分配金を再投資するのでなければETFが適していますが、長期的に資産を増やしたいのであれば投資信託が適しています。

詳しくは「新NISAは投資信託とETFどっちに投資すべき?」をご覧ください。

まとめ

今回はナスダック100はおすすめしないと言われる理由について解説しました。

本記事の内容
  • ナスダック100はおすすめしないと言われる理由
  • ナスダック100はおすすめ?
  • ナスダック100におすすめの組み合わせ
  • オルカンとナスダック100両方持ったら?
  • ナスダック100に連動するおすすめの投資信託
  • 投資信託の買い方
  • ナスダック100に関するQ&A

ナスダック100は銘柄数が少なくリスクが高いうえ、投資信託の手数料が高いというデメリットがあります。

しかし、過去の利回りは他の株価指数を大きく上回っており、ハイパフォーマンスを実現しています。

そのため、オルカンなどの分散性がある投資信託と組み合わせるのであればおすすめです。

なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

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