・リップルとは?
・特徴や仕組み、将来性について教えてほしい
このような悩みに答えます。
- リップルとは?
- リップルの特徴
- リップルの仕組み
- リップルを持つメリット
- リップルの将来性
- リップルの購入方法
- リップルの運用・保管方法
- リップルの購入・運用に関するQ&A
- リップルの購入・運用する際の注意点
なお、リップルを購入するには仮想通貨取引所の口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。
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リップルとは?
リップルは、リップル社が提供するリップルネットワークやそのネットワーク内で使用される暗号資産です。
また、リップルはビットコインの基礎的な技術を応用したアルトコイン(ビットコイン以外の通貨の総称)として知られています。
ビットコインと基礎的な技術は似通っているものの、リップルはリップル社が主に管理しており、中央集権的な側面があります。
2017年3月までのリップルの価格は約1円付近で停滞していましたが、2018年1月には最高値となる約350円ほどまで高騰しました。
なお、現在のリップルの価格は以下のとおり。
リップルの特徴
リップルの特徴は以下の4つ。
- 中央集権的である
- ブリッジ通貨である
- 少人数で取引を処理している
- 毎月10億XRPのロックアップが解除
①中央集権的である
大半の暗号資産はブロックチェーンによって分散的に管理されていますが、リップルはリップル社が一元的に管理・発行しています。
暗号資産は非中央集権的であることが大きな特徴ですが、リップルは中央集権的な暗号資産であり、非常に異質であると言えるでしょう。
②ブリッジ通貨である
リップルおよびリップルネットワークは国際送金に特化しています。
一般的に国際送金をする際は銀行を中継する必要があるため、多くの時間と手数料がかかります。
一方、リップルは各国の法定通貨同士を仲介するブリッジ通貨であるため、日本円→XRP→ドルのような送金が可能です。
また、リップルを使うことで送金手数料が安くなり、送金速度も速くなります。
③少人数で取引を処理している
通常、暗号資産の取引処理をするためには複数の人物による承認作業が必要です。
一方、リップルの場合は限られた少人数の承認によって取引を処理することができるため、迅速かつ低コストな送金が可能になります。
リップル社の発表によると、送金速度は3.3秒であり、送金にかかるコストは0.0004ドル(約0.05円)ほどです。
④毎月10億XRPのロックアップが解除
リップルの発行枚数は1,000億枚(全て発行済み)ですが、そのうちの半分以上をリップル社が保有しています。
ただ、リップル社が大量のXRPを市場に出せば、価格が大暴落するという懸念がありました。
そのような懸念を払拭するため、リップル社は保有する550億XRPをロックアップしています。
このロックアップについて、2018年以降は毎月1日に550億XRPのうち10億XRPのロックアップが解除され、リップル社が市場に放出可能。
なお、その月の中で10億XRPまで放出されなかった場合、余ったリップルは再度55ヶ月間ロックアップされます。
リップルの仕組み
ブロックチェーンによって管理されている暗号資産の場合、取引が行われるとマイナーと呼ばれる有志が取引内容の検証・承認を行います。
この作業をマイニングと言い、マイニングを行なったマイナーには新規通貨が発行されるのです。
一方、リップルはリップ社によって発行・管理されており、取引が行われるとリップルネットワークに参加している企業や組織のみが検証・承認を行います。
このような方法をPoC(プルーフ・オブ・コンセンサス)と言い、80%以上のバリデーター(取引を処理する者)によって承認された取引が正しいと判断されます。
リップルを持つメリット
リップルを持つメリットは以下の3つ。
- 資産を防衛できる
- 少額でも利益が出やすい
- 将来的な価格上昇が期待できる
①資産を防衛できる
法定通貨である日本円は国家によって価値が保障されているものの、円安や銀行破綻などのリスクは存在します。
そのため、資産を全て日本円で持っていると大きな損害を被る可能性があります。
しかし、暗号資産の普及により、誰でも預金の一部を別の資産に変えることが可能です。
②少額でも利益が出やすい
仮想通貨は非常に価格変動が大きく、短時間で大きく価格が変わることは珍しくありません。
しかし、その代わり少額でも利益が出やすいというメリットもあります。
ただし、購入する際は余剰資金で購入するようにしましょう。
③将来的な価格上昇が期待できる
2012年当初のリップルは約0.5円〜2円ほどでしたが、急落と急騰を繰り返しながら約350円まで価値が上昇しました。
国際送金の手段として実用性が認められており、今後も価格上昇が期待できるでしょう。
リップルの将来性
リップルの将来性に関するポイントは以下の7つ。
- SECとの裁判
- 発行数量が上限に達している
- インドでの普及
- リップル送金ネットワークの拡大
- VC、有名企業から出資を受けている
- BWWとの競合
- クレジットカード決済への導入
①SECとの裁判
リップル社はSEC(米国証券取引委員会)より「リップルは証券に該当し、リップル社は無登録の証券を販売して不当に利益を得ている」との理由で訴訟を受けています。
2023年7月に米地裁は「リップル自体は有価証券ではない」という判決を下し、リップル側の一部勝訴となりました。
「仮想通貨XRP自体は有価証券ではない」米地裁、裁判で判決下すhttps://t.co/XQfuHG7wiF
— CoinPost(仮想通貨メディア) (@coin_post) July 13, 2023
また、SECは控訴しましたが、控訴は認められませんでした。
【速報】
— CoinPost(仮想通貨メディア) (@coin_post) October 4, 2023
リップル社裁判、米判事はSECの中間控訴認めずhttps://t.co/DmL7IQp4Qz
なお、SECとリップルの訴訟はまだ終結しておらず、終結するのは2024年〜2025年ごろでしょう。
②発行数量が上限に達している
リップルの発行上限は1,000億枚であり、すでに全てのリップルが発行されています。
暗号資産の価格は需要と供給の関係で決まるため、今後リップルの需要が増加すれば価格が上昇するかもしれません。
③インドでの普及
インドは経済大国であり、今後30年間は成長する見込みです。
そんなインドではリップルが人気の暗号資産となっており、インドでの普及が進めば周辺各国にも影響を与えるでしょう。
2018年にはインドのトップ民間銀行の一つがリップルと提携しました。
また、SBIホールディングスが「SBI Ripple Asia」という子会社を立ち上げており、インドだけでなくアジア圏でも普及する可能性があります。
④リップル送金ネットワークの拡大
リップル送金ネットワークは徐々に拡大しており、これまでに企業や銀行など多くの金融機関が参加しています。
【国内】
- SBIホールディングス
- りそな銀行
- みずほフィナンシャルグループ
- MUFG(三菱UFJファイナンシャルグループ)
【海外】
- アメリカン・エキスプレス
- バンク・オブ・アメリカ
- インダスインド銀行
- サンタンデール銀行
- タイ銀行
2023年11月にはアフリカ最大のデジタル決済ハブと位置付けられ、40ヵ国以上で5億を超えるモバイルウォレットを繋ぐOnafriq社と提携。
米リップル社、アフリカ・湾岸諸国・英国・オーストラリア間の送金ネットワーク拡大へhttps://t.co/cvkR38gvOL
— CoinPost(仮想通貨メディア) (@coin_post) November 8, 2023
今後XRPを利用する機関が増えれば、需要が増えて価格が上昇する可能性があります。
⑤VC、有名企業から出資を受けている
リップル社は多数のVCや大手企業から出資を受けています。
【リップル社に出資している主なVC、企業】
- GoogleVentures
- SBIホールディングス
- a16z
- スタンダート・チャータード銀行
- Accenture
- CME ベンチャーズ
- サタンデール・イノベンチャーズ
- SCBデジタルベンチャーズ
多数の大手企業やVCから出資を受けられるのは、リップルの将来性が見込まれている証と言えるでしょう。
⑥BWWとの競合
BWW(Blockchain World Wire)は米国の大手コンピュータ企業であるIBM社が構築を進めている国際送金ネットワークのことです。
BWWとリップルの大きな違いは、ブリッジ通貨に法定通貨を利用していることです。
リップルの場合はXRPが仲介しますが、BWWの場合は法定通貨であるドルやユーロ、インドネシア・ルピア、フィリピンペソ、ブラジルレアルなどが仲介します。
今のところネットワークの参加数はリップルの方が多いですが、今後の展開から目が離せません。
⑦クレジットカード決済への導入
リップルは通貨としての役割もあるため、クレジットカード決済への導入も注目ポイントです。
VISAやMasterCardなど、大手クレジットカード会社の決済に導入されることで、リップルの信頼性向上に期待できます。
リップルの購入方法
リップルの購入方法は以下のとおり。
- 仮想通貨取引所の口座を開設
- リップルを購入する
①仮想通貨取引所の口座を開設
暗号資産を購入するには仮想通貨取引所の口座を開設する必要があります。
まだ取引所の口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。
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②リップルを購入する
仮想通貨取引所の口座を開設したらリップルを購入します。
リップルの運用・保管方法
リップルの運用・保管方法は主に以下の3つであり、おすすめはレンディングです。
【リップルの運用・保管方法】
- ウォレットに置いておく
- レンディングを行う
- 仮想通貨取引所に置いておく
レンディングとは、保有している暗号資産を貸し出して利息を得る運用手法のことです。
わかりやすく言うと銀行の定期預金のようなものですね。
レンディングのメリットは預けるだけで高年利を実現できること。
取引所やレンディングサービスに保有している暗号資産を貸し出すだけなので非常に楽です。
また、主な事業者・取引所におけるレンディングの利率は銀行よりも高くなっています。
事業者・取引所 | 利率 |
銀行 | 0.002%前後 |
コインチェック | 1%〜5% |
GMOコイン | 1%〜10% |
bitbank | 0.1%〜5% |
株式投資の年間利回りは5%前後あれば良いといわれていますが、レンディングも同レベルの年率を得ることが可能です。
リップルの運用・保管方法の詳細については「リップルの運用・保管方法は?おすすめの方法について解説」をご覧ください。
リップルの購入・運用に関するQ&A
利益を得たら税金はかかるの?
リップルで利益を得たら税金を納める必要があります。
- 仮想通貨の売買などで20万円以上の利益が発生すると税金がかかる(学生や主婦など、扶養されている方は48万円以上)
- 仮想通貨で得た利益は雑所得に分類され、総合課税の対象
- 総合課税は給与所得などほかの収入と合算した額に応じて税率が決まり、最大税率は55%
詳しくは「【初心者向け】仮想通貨の税金について分かりやすく解説」をご覧ください。
リップルはいつまで持つべき?
リップルは今後も成長することが見込まれています。
なお、リップルは2025年までは持っておくことを推奨します。
詳しくは「リップルのガチホはいつまで?【結論:2025年まで】」をご覧ください。
リップルを買うタイミングは?
リップルを買うタイミングについては「リップルを買うタイミングは?買い時や将来性について解説」をご覧ください。
リップルの価格が上がる理由は?
リップルの価格が上がる理由は主に以下の3つ。
【リップルの価格が上がる理由】
- 大手金融機関との提携
- 暗号資産市場の動向
- リップル社の動向
詳しくは「【初心者向け】リップルの価格が上がる理由について解説」をご覧ください。
リップルの価格が下がる理由は?
リップルの価格が下がる理由は以下の2つ。
【リップルの価格が下がる理由】
- 暗号資産市場の動向
- リップル社の動向
詳しくは「【初心者向け】リップルの価格が下がる理由について解説」をご覧ください。
リップルを購入・運用する際の注意点
18歳未満は購入できない
国内取引所の口座開設年齢は18歳以上となっています。
そのため、18歳未満はリップルを購入できません。
必ず儲かるわけではない
仮想通貨は年々価値が上昇し、今後も上昇していくことが期待できます。
とはいえ、長期保有しても必ず儲かるわけではありません。
少なからず損するリスクがあることを把握したうえで投資を行いましょう。
余剰資金で購入する
仮想通貨はボラティリティが非常に大きいことで有名です。
日本円や米ドルなどの法定通貨は短期間で価格が暴落することはありません。
しかし、仮想通貨は数時間、数日で価格が暴落することがよくあります。
そのため、必ず余剰資金で購入するようにしてください。
暴落しても気にしない
ビットコインをはじめ、仮想通貨は暴落することがよくあります。
しかし、仮想通貨は短期的な暴落を繰り返しながらも長期的には価格が上昇しています。
そのため、暴落するたびに一喜一憂しないようにしましょう。
暗号資産詐欺に気をつける
暗号資産に関する法整備やルール作りは万全ではありません。
また、詐欺も行われているため十分注意する必要があります。
詳しくは「暗号資産(仮想通貨)詐欺とは?代表的な詐欺の事例と対策法」をご覧ください。
まとめ
今回はリップルの特徴や仕組み、将来性について解説しました。
- リップルとは?
- リップルの特徴
- リップルの仕組み
- リップルを持つメリット
- リップルの将来性
- リップルの購入方法
- リップルの運用・保管方法
- リップルの購入・運用に関するQ&A
- リップルの購入・運用する際の注意点
なお、リップルを購入するには仮想通貨取引所の口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。
おすすめは仮想通貨取引量国内No.1のbitbankです。
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