・ビットコインは将来1億円になるの?
・AI・専門家の価格予想について教えてほしい
このような悩みに答えます。
- ビットコインとは?
- ビットコインのこれまでの価格推移
- ビットコインの価格予想(AI)
- ビットコインの価格予想(専門家)
- ビットコインの将来性
- ビットコインの購入方法
- ビットコインの運用方法
- ビットコインの購入・運用に関するQ&A
- ビットコインを購入・運用する際の注意点
「ビットコインは将来1億円になるの?」と疑問に思っていませんか?
結論から言うと、ビットコインは1億円になる可能性があります。
本記事では、AIと専門家による価格予想やビットコインの将来性について解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、ビットコインを購入するには仮想通貨取引所の口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。
ビットコインとは?
名称 | ビットコイン(Bitcoin) |
発行上限 | 2,100万枚 |
公式サイト | https://bitcoin.org/ja/ |
ビットコインは最初に開発された、知名度・時価総額共にNo.1の暗号資産(仮想通貨)です。
ビットコインにはブロックチェーンという技術が使われており、取引データを改ざんしようとするとチェーンの整合性が崩れるので、改ざんすることはほぼ不可能です。
ブロックチェーンとは?
ブロックチェーンとは、ブロックと呼ばれる単位で取引履歴を管理し、それを鎖のように連結してデータを保管する技術のことです。
取引履歴が繋げて記録されているため、データの改ざんを行うにはその前のデータを全て改ざんする必要があります。
ただ、データを全て改ざんすることは困難であることから、改ざんは不可能と言われています。
また、ブロックチェーン上の取引データは1ヶ所のデータセンターに保存されているのではなく、世界中のネットワーク上にあるコンピュータ同士で分散的に保存されます。
そのため、仮にネットワーク上の1つのコンピュータが故障したり、ハッキングにあったりしても、データが失われたり、破損したりする心配がありません。
このような仕組みから、ブロックチェーンは分散型台帳技術とも呼ばれています。
ブロックチェーン技術によって、企業や国家が管理をしなくてもデータの安全性や透明性を保つことができます。
ビットコインの価格は発行初期の段階である2009年では約0.07円でしたが、2024年3月には最高値となる約1090万円まで高騰しました。
現在のビットコインの価格は以下のとおり。
ビットコインのこれまでの価格推移
2017年末〜2018年1月
ビットコインの価格が上昇する要因は複数ありますが、主な要因は以下の2つ。
- 半減期:新規発行されるビットコインが半分になることであり、4年に一度訪れる。半減期が訪れるとビットコインの供給量が減少するため価格が上昇しやすくなり、半減期の翌年後に価格が上昇する傾向がある
- ビットコインETFの承認:ビットコインETFはビットコインの価格に連動するETFのこと。ビットコインETFが承認されることで、投資家の投資マネーが仮想通貨市場へ流れ、価格が高騰する傾向にある。
2016年にビットコインの半減期が訪れ、その翌年である2017年末〜2018年1月はビットコインの価格が大きく上昇しました。
2021年11月
2020年にビットコインの半減期が訪れました。
また、2021年10月に米国で初めてビットコインETF(先物)が上場。
そのため、2021年11月にビットコインの価格は大幅に上昇し、750万円を記録しました。
2023年3月〜2024年3月
2022年は下落気味でしたが、2023年3月からビットコインETF(現物)の承認期待が高まり上昇傾向となります。
2024年1月11日に米国でビットコインETF(現物)が承認され、ビットコインの価格は急上昇しました。
【速報】
— CoinPost(仮想通貨メディア) (@coin_post) January 10, 2024
11銘柄全てのビットコインETF上場へ、SEC米国史上初の現物ETFを承認 https://t.co/sV8vzOMvEX
2024年3月には最高値となる1090万円を記録。
ビットコインの価格予想(AI)
AIによるビットコインの価格予想は以下のとおり。
Coin Price Forecast | Digitalcoin | Wallet Investor | |
2025年 | 67,414ドル | 91,232ドル | 399,22ドル |
2030年 | 124,669ドル | 288,951ドル | 記載なし |
AIは価格が上昇し続けると予想しています。
ただ、一時的に予想よりも価格が低くなったり、高くなったりすることがあるので注意が必要です。
ビットコインの価格予想(専門家)
専門家によるビットコインの価格予想は以下のとおり。
- PlanB
- ブルームバーグ
- マイクロストラテジー
- アーサー・ヘイズ
- アーク
- ロバート・キヨサキ
- スタンダードチャータード銀行
- フィディリティ
- トゥール・デメスター
①PlanB
オランダの機関投資家であるPlanB氏は2025年に約1億2000万円になると予測しています。
#bitcoin 2012 Stock-to-flow model still works!
— PlanB (@100trillionUSD) July 18, 2019
S2F model made with 2009-2012 data (only 4 data points, before any halving – green line) correctly predicted 2013-2019 (7 out-of-sample data points + blue line) with 99.5% R2. Current prediction: 2021 $100K, 2025 $1M🚀 pic.twitter.com/NX8djTxrA1
なお、PlanB氏はストックフローモデル(S2F)という理論を利用して価格を予測しています。
新規ビットコインの発行スピードは10分に1回、発行量も決まっています。
そのため、ストックフローモデルを利用することで、ビットコインの価格予想が可能。
特にPlanB氏は2019年に「2021年に10万ドル(約1000万円)になる」と予測し、実際はそれに近い7万ドル(約700万円)になりました。
ただ、ストックフローモデルではビットコインの実需が考慮されておらず、「ビットコインには利用価値がない」といった認識ができれば理論価格は成り立ちません。
②ブルームバーグ
ブルームバーグ社のアナリストであるマイク・マクグローン氏は10万ドルに到達すると分析。
A Matter of Time? $2,000 #Gold, $100,000 #Bitcoin, $50 #CrudeOil –
— Mike McGlone (@mikemcglone11) August 8, 2022
The energy spike is proving its own worst enemy, with macroeconomic implications that may buoy gold and help Bitcoin transition toward a high-beta version of the metal and Treasury bonds. pic.twitter.com/4RO3wkMYxf
③マイクロストラテジー
マイクロストラテジー社CEOのマイケル・セイラー氏は2030年までに100万ドルに到達すると予測。
④アーサー・ヘイズ
BitMEX創業者アーサー・ヘイズ氏は2030年までに76万ドルになると予測。
⑤アーク
投資会社であるアーク(ARK)は2030年までに約1億円を超えると予測。
⑥ロバート・キヨサキ
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者であるロバート・キヨサキ氏は2024年6月までに10万ドル、2025年までに50万ドルに到達すると予測。
BITCOIN to $100k by June 2024.
— Robert Kiyosaki (@theRealKiyosaki) February 18, 2024
Giant crash coming. Depression possible. Fed forced to print billions in fake money. By 2025 gold at $5,000 silver at $500 and Bitcoin at $500,000. Why? Because faith in US dollar, fake money, will be destroyed. Gold & Silver Gods money. Bitcoin people’s $. Take care.
— Robert Kiyosaki (@theRealKiyosaki) February 13, 2023
⑦スタンダードチャータード銀行
ロンドンに本拠地を置くスタンダートチャータード銀行は2024年末までに10万ドル、2025年末に20万ドルに到達すると予測。
⑧フィデリティ
大手投資会社フィデリティは2025年に10万ドル、2030年に1000万ドルになると予測。
⑨トゥール・デメスター
人気アナリストであるトゥール・デメスター氏は2026年までに60万ドルに到達すると予測。
ビットコインの将来性
ビットコインの将来性に関するポイントは以下の4つ。
- 税率が下がる可能性がある
- 半減期が2024年4月に到来
- 今後仮想通貨の普及が加速していく
- ビットコインETFの上場
①税率が下がる可能性がある
特に重要なのが税制であり、現在の法律では仮想通貨で得た利益は雑所得に分類され、総合課税の対象となります※。
また、総合課税は給与所得などほかの収入と合算した額に応じて税率が決まり、最大税率は55%※です。
一方、同じ雑所得でもほかの所得と分離する申告分離課税の場合、税率は所得の額に関わらず、一律20%※となっています。
株やFXはすでに申告分離課税が適用されていますね。
日本での仮想通貨の普及において税制がネックとなっており、今後の国会で税制改正が検討されているそうです。
仮想通貨の法人課税改正案を提出 財務省、令和5年度税制改正要望を公開 https://t.co/x42xNdrFER
— CoinPost -仮想通貨情報サイト-【アプリ配信中】 (@coin_post) November 16, 2022
今後数年で仮想通貨の税制が大きく改正される可能性があるため、それまではガチホしておくと良いでしょう。
②半減期が2024年4月に到来
ビットコインには半減期というものがあります。
半減期が訪れることのメリットは、ビットコインの価格が上昇することです。
仮想通貨の価格は日本円と同じように需要と供給のバランスによって決まります。
半減期が訪れるとビットコインの供給量が減少するため、価格が上昇するというわけです。
上記の画像のとおり、2016年と2020年に半減期が訪れた後にビットコインの価格が上昇しました。
- 2017年12月 1BTC=約200万円
- 2021年11月 1BTC=約750万円
最近では2024年4月に半減期が訪れ、過去の傾向を踏まえると2025年に大きな価格上昇が期待できそうです。
③今後仮想通貨の普及が加速していく
中南米に位置するエルサルバドルは2021年にビットコインを法定通貨に採用し、その影響を受け、ビットコインの法定通貨化を検討する国も出てきました。
また、世界中でビットコインを決済に利用できる国も増えてきました。
スイスのルガーノ市にあるマクドナルドでは、ビットコインを決済手段として利用できます。
🇨🇭You can now pay at @McDonalds in Lugano with #Bitcoin, #Tether and the city’s own stablecoin #LVGA.
— Lugano Plan ₿ (@LuganoPlanB) October 4, 2022
Get ready to spend your crypto in 100+ stores during the Plan ₿ Forum 28-29 October 2022.
Get your tickets now https://t.co/AiMQDr9xUW#LuganoPlanB pic.twitter.com/hakTrSDaHq
他にもフィリピンや韓国、ブラジルでビットコイン決済を行えます。
仮想通貨が普及するということはそれだけ需要も増えていくので、将来性があると言えるでしょう。
④ビットコインETFの上場
2024年1月にビットコインETF(現物)がアメリカで承認されました。
また、アメリカ以外の国もビットコインETFを承認しています。
カナダ当局、世界初となるビットコインETFの発行承認 https://t.co/nPYIBOINdB pic.twitter.com/SA7UefRHpD
— ロイター ビジネス (@ReutersJapanBiz) February 15, 2021
南アメリカ初のビットコインETF、ブラジルで承認https://t.co/qpIVIF6vTX
— CoinPost -仮想通貨情報サイト-【アプリ配信中】 (@coin_post) March 19, 2021
ビットコインETFは仮想通貨ではなく投資信託であり、取引所ではなく証券会社で購入することが可能です。
そのため、ビットコインETFが承認されると投資家の投資マネーがビットコイン市場へ流れ、価格高騰につながります。
ビットコインの購入方法
ビットコインの購入方法は以下のとおり。
- 仮想通貨取引所の口座を開設する
- ビットコインを購入する
①仮想通貨取引所の口座を開設する
仮想通貨を購入するには仮想通貨取引所の口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。
おすすめは国内暗号資産取引アプリダウンロード数No.1のコインチェックです。
②ビットコインを購入する
口座を開設したらビットコインを購入しましょう。
ビットコインの運用方法
ビットコインをただ取引所や自身のウォレットに置いておくだけでは非常にもったいないです。
せっかくビットコインを持っているのなら、積極的に活用しましょう。
おすすめはレンディングサービスのBitLendingです。
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貸し出しは無料で行えます(最低貸出数量:0.01BTC)。始め方については以下の記事をご覧ください。
筆者もBitLendingで貸出を行っています。
ビットコインの運用・購入に関するQ&A
利益を得たら税金はかかるの?
ビットコインで利益を得たら税金を納める必要があります。
- 仮想通貨の売買などで20万円以上の利益が発生すると税金がかかる(学生や主婦など、扶養されている方は48万円以上)
- 仮想通貨で得た利益は雑所得に分類され、総合課税の対象
- 総合課税は給与所得などほかの収入と合算した額に応じて税率が決まり、最大税率は55%
詳しくは「【初心者向け】仮想通貨の税金について分かりやすく解説」をご覧ください。
ビットコインはいつまで持つべき?
ビットコインは2025年まで所持しておくことをオススメします。
詳しくは「ビットコインのガチホはいつまで?」をご覧ください。
ビットコインを買うタイミングは?
ビットコインを買うタイミングは以下の3つ。
- 長期投資であれば今すぐ
- ビットコインの半減期付近
- ビットコインの暴落時
詳しくは「ビットコインを買うタイミングは?買い時や売り時について解説」をご覧ください。
ビットコインの運用方法
ビットコインをただ取引所や自身のウォレットに置いておくだけでは非常にもったいないです。
せっかくビットコインを持っているのなら、積極的に活用しましょう。
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貸し出しは無料で行えます(最低貸出数量:0.01BTC)。始め方については以下の記事をご覧ください。
筆者もBitLendingで貸出を行っています。
まとめ
今回はビットコインは1億円になるのかについて解説しました。
- ビットコインとは?
- ビットコインのこれまでの価格推移
- ビットコインの価格予想(AI)
- ビットコインの価格予想(専門家)
- ビットコインの将来性
- ビットコインの購入方法
- ビットコインの運用方法
- ビットコインの購入・運用に関するQ&A
- ビットコインを購入・運用する際の注意点
なお、ビットコインを購入するには仮想通貨取引所の口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。