オルカンとS&P500は両方買うべき?【結論:どちらか片方で良い】

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悩んでいる人

・オルカンとS&P500は両方買うべき?
・両方持っている場合はどうすればいい?

このような悩みに答えます。

本記事の内容
  • オルカンとは?
  • S&P500とは?
  • オルカンとS&P500の比較
  • オルカンとS&P500は両方買うべき?
  • 米国の比率を上げたいなら両方持つべき
  • オルカンとS&P500半々ずつ持つと?
  • どちらかに乗り換えるべき?
  • 投資信託の買い方
  • 投資のリスクを抑えるコツ
  • オルカンに関するQ&A

「オルカンとS&P500は両方買うべき?」と悩んでいませんか?

結論から言うと、米国株がオルカンの6割を占めているので片方だけで良いです。

ただ、米国株の比率を高めたいのであれば両方持つのもありです。

今回はオルカンとS&P500両方買うべきかについて解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

【おすすめのネット証券】

目次

オルカンとは?

オルカンは三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」という投資信託です。

全世界株価指数「ACWI」に連動するインデックスファンドで、先進国(23ヵ国)・新興国(24ヵ国)の株式約3,000銘柄で構成されています。

三菱UFJアセットマネジメント

人気・知名度が高く、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year」では5回連続(2019年〜2023年)で第1位に輝いています。

そんなオルカンは、強い国には多く投資して弱い国には少なく投資する「時価総額加重平均」を用いています。

現在は米国が全体の62.3%を占め、日本は5.5%、英国は3.7%となっていますが、新興国がさらに成長すれば比率は大きく変わります。

S&P500とは?

S&P500は、ニューヨーク証券取引所やナスダックなどに上場している主要500銘柄の時価総額を加重平均し、指数化したものです。

簡単に言うと、米国の証券取引所に上場している時価総額の高い企業を500社集めたものですね。

S&P500にはGAFAやマイクロソフトなど米国を代表する企業が名を連ねているので、S&P500に連動する投資信託を購入することで米国企業上位500社に投資するのと同じ効果が得られます。

S&P500は株価指数を意味し、それに連動する投資信託として「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」、「楽天S&P500インデックスファンド」などがあります。

オルカンとS&P500の比較

構成国

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国・地域オルカンS&P500
米国62.3%100%
日本5.5%
イギリス3.7%
フランス2.9%
カナダ2.9%
その他(先進国)12.0%
新興国10.7%

オルカンは米国の比率が62.3%であるのに対し、S&P500は100%米国です。

組入銘柄

オルカンとS&P500の組入上位10銘柄は以下のとおり。

スクロールできます
オルカンS&P500
銘柄比率銘柄比率
マイクロソフト4.0%マイクロソフト6.9%
アップル3.9%アップル6.2%
エヌビディア2.7%エヌビディア4.6%
アマゾン2.2%アマゾン4.1%
メタ・プラットフォームズ1.5%メタ・プラットフォームズ2.9%
アルファベット A1.1%バークシャー・ハサウェイ2.0%
アルファベット C1.0%アルファベット A1.8%
イーライリリー0.8%アルファベット C1.7%
テスラ0.8%イーライリリー1.7%
ブロードコム0.8%ブロードコム1.7%

銘柄と比率は多少異なりますが、どちらも米国株が上位10銘柄に位置しています。

利回り

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期間ACWIS&P500
過去1年34.3%35%
過去3年20%23.8%
過去5年17.6%20.9%
過去10年13.2%16.8%
過去15年15.3%18.6%
過去20年9.9%11.5%
過去30年8.7%11.2%
  • 参考サイトはmyINDEX
  • オルカンは2018年にリリースされた投資信託なので、2018年以前はACWI(オルカンが目標とする指数)のデータを使用

オルカンとS&P500を比較すると、利回りはS&P500の方が大きいです。

ただ、オルカンとS&P500の利回りはそこまで大差ありません。

オルカンとS&P500は両方買うべき?

結論から言うと、どちらか片方で十分です。

オルカンの60%は米国の株式によって構成されているので、S&P500も購入すると米国に偏ってしまいます。

オルカンは全世界に分散させて投資できる点が大きな魅力なので、米国に偏ったらオルカンの魅力が薄れてしまうでしょう。

また、投資信託は保有しているだけで信託報酬という手数料がかかるので、無駄にコストがかかってしまいます。

サイト管理人

上記の理由から、どちらか片方で十分です。

米国の比率を上げたいなら両方持つべき

両方を持つ必要はないですが、米国の比率を上げたいなら両方持つべきです。

S&P500は1880年以来、一時的な暴落を繰り返すも長期的には上昇しています。

multpl

さらに、S&P500は今後も成長すると期待されています。

【S&P500が期待される理由】

  • 数々の下落相場を乗り越えてきた
  • 成長率が高い
  • 今後も米国の人口は増加する
  • 技術力・人材力が高い
  • 有名企業が数多くある
  • 高配当の企業が数多くある
  • 株主の監視が厳しい
  • 自己資本利益率が高い
  • 研究開発に多額の費用を費やしている

今後も米国株の成長に期待しているのなら、米国の比率を上げるためにオルカンとS&P500両方持つべきでしょう。

オルカンとS&P500半々ずつ持つと?

オルカンとS&P500を半々ずつ持つと国・地域の比率は以下のようになります。

国・地域比率
米国81.15%
日本2.75%
イギリス1.85%
フランス1.45%
カナダ1.45%
その他6.0%
新興国5.35%

米国が8割を超え、新興国の割合は5.35%とかなり小さくなります。

手数料はオルカンの0.08775%に加えてS&P500に連動する投資信託の手数料がかかり、利回りはそれぞれの利回りを平均した値です。

スクロールできます
期間ACWIS&P500ACWI(50%)+S&P500(50%)
過去1年34.3%35%34.65%
過去3年20%23.8%21.9%
過去5年17.6%20.9%19.25%
過去10年13.2%16.8%15%
過去15年15.3%18.6%16.95%
過去20年9.9%11.5%10.7%
過去30年8.7%11.2%9.95%
過去データをもとに筆者作成
サイト管理人

過去の利回りにおいては、オルカン単体よりも高くなっています。

どちらかに乗り換えるべき?

乗り換えを検討しても良い場合

乗り換えを検討しても良い場合は以下のとおり。

  • NISA口座を利用している
  • 運用歴が短い
  • 購入数量が少ない

NISA口座であれば売却益に対して課税されませんし、新NISAでは売却するとその分だけ非課税枠が復活します。

また、購入数量が少なかったり、運用歴が浅かったりすると売却益は小さいので、課税額は少なくなります。

乗り換えをおすすめしない場合

乗り換えをおすすめしない場合は以下のとおり。

  • 課税口座を利用している
  • 運用歴が長い
  • 購入数量が多い

課税口座では売却すると利益(売却価格-購入価格)に対して20%ほど課税されます。

また、運用歴が長いと複利が働いているので、他の投資信託に乗り換えると運用効率が悪くなる可能性もあります。

投資信託の買い方

投資信託の買い方は以下のとおり。

投資信託の買い方
  1. 証券口座を開設する
  2. 投資信託を積立購入する

①証券口座を開設する

投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

多くのネット証券ではNISA口座での取引手数料が無料になったので、使用するクレジットカードによって証券口座を選ぶと良いでしょう。

NISA口座(非課税口座)とは?

証券口座には課税口座(一般口座と特定口座)とNISA口座(非課税口座)があります。

課税口座で投資を行い利益を得たら20%の税金がかかりますが、NISA口座で投資を行えば税金がかかりません。

サイト管理人

クレジットカードで積立するとポイントが還元されます。

なお、マネックス証券のポイント還元率は1.1%とトップクラスの還元率を誇ります。

三井住友カードや楽天カード、au PAY カードを持っていない方は、マネックスカードを作成してマネックス証券を利用すると良いでしょう。

②投資信託を積立購入する

証券口座を開設したら投資信託を積立購入します。

つみたて投資枠、成長投資枠とは?

新NISAでは、年間投資枠120万円の「つみたて投資枠」と年間投資枠240万円の「成長投資枠」が設けられています。

つみたて投資枠ではつみたて投資のみ行えますが、成長投資枠では一括投資とつみたて投資の両方が可能です。

そのため、つみたて投資に年間最大360万円あてることもできます。

なお、新NISAにおける非課税保有限度枠は1,800万円であり、最短5年で全ての枠を埋められます。

投資のリスクを抑えるコツ

投資のリスクを抑えるコツは以下の3つ。

投資のリスクを抑えるコツ
  1. 長期投資する
  2. ニュースやSNSを見ない
  3. 暴落することがあることを知る

①長期投資する

投資のリスクを抑える最大のコツは、長期投資することです。

なぜなら、一時的に元本割れすることはありますが、長期間保有すれば損失を出しづらいからですね。

下記の図は「資産・地域を分散して積立投資を行なった場合の運用成果の実績【保有期間別(5年、20年)】」を金融庁がまとめたものです。

金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック

保有期間が5年だと元本割れが目立ちますが、20年の場合はほとんど元本割れしていないことがわかります。

過去が未来を保証するわけではないですが、長期投資すれば元本割れのリスクを大きく抑えることが可能です。

②ニュースやSNSを見ない

ニュースやSNSでは投資のプロが様々な視点から意見を述べていますが、正直あまり聞く意味はないでしょう。

オルカンのような指数に連動する投資信託に長期間投資することが低リスクであることに変わりありません。

最も避けるべきことは、ニュースやSNSを見て投資をやめてしまうことです。

サイト管理人

やめてしまったら損するリスクが高くなります。

投資に関する最低限の知識を身につけたらニュースやSNSを見るのは控えることをおすすめします。

③暴落があることを知る

2008年にリーマンショックが起きた際、S&P500は約49%、ACWI(オルカンが目標とする指数)は53%ほど下落しました。

S&P500の銘柄数は500、ACWIの銘柄数は約3,000ですが、大規模な経済危機が起きると暴落します。

サイト管理人

ただ、どちらも数ヶ月〜数年後には回復しています。

経済危機により暴落することがあること、過去に何度も経済危機が起きたが数ヶ月〜数年後に回復していることを知っておけばパニックにならずに済みます。

オルカンに関するQ&A

オルカンだけでいい?

オルカン一本で47の国や地域、約3,000の銘柄に投資可能です。

また、オルカン以外にも全世界株式はありますが、リターンは大差ないことに加え、複数保有すると余計に信託報酬がかかります。

特にこだわりがなければ、オルカンだけでも良いでしょう。

詳しくは「オルカンだけでいい?集中投資するリスクと対策について解説」をご覧ください。

オルカンとS&P500どっち?

過去30年間においてはS&P500の方が良い結果を残していますが、オルカンをおすすめします。

【オルカンをおすすめする理由】

  • 最安級の信託報酬
  • 全世界に投資できる
  • 伸びる国を予想しなくて良い
  • 指数との乖離が小さい
  • 純資産総額がトップクラス

詳しくは「【徹底比較】オルカンとS&P500どっちを選ぶべき?」をご覧ください。

オルカンが最強と言われる理由は?

オルカンが最強と言われる理由は以下の5つ。

【オルカンが最強と言われる理由】

  • コストが低い
  • オルカンだけで世界に投資できる
  • フロンティア市場は含まない
  • 指数との乖離が小さい
  • 純資産総額がトップクラス

詳しくは「オルカンは最強なの?最強と言われる理由について解説」をご覧ください。

まとめ

今回はオルカンとS&P500両方買うべきかについて解説しました。

本記事の内容
  • オルカンとは?
  • S&P500とは?
  • オルカンとS&P500の比較
  • オルカンとS&P500は両方買うべき?
  • 米国の比率を上げたいなら両方持つべき
  • オルカンとS&P500半々ずつ持つと?
  • どちらかに乗り換えるべき?
  • 投資信託の買い方
  • 投資のリスクを抑えるコツ
  • オルカンに関するQ&A

オルカンの60%は米国の株式によって構成されているので、S&P500も購入すると米国に偏ってしまいます。

また、投資信託は保有しているだけで信託報酬という手数料がかかるので、無駄にコストがかかってしまいます。

そのため、基本的に両方を持つ必要はないですが、米国の比率を上げたいなら両方持っても良いでしょう。

なお、投資信託を購入するには証券口座を開設する必要があります。

まだ口座を開設していない方はこれを機に開設しておきましょう。

【おすすめのネット証券】

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